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【夜勤と宿直】

私が支援の現場に異動になったころは、泊まりの勤務は「宿直」でした。

朝から仕事をして、次の日の朝までの勤務。

夜は「寝てもいい」という大義名分のもとの25時間半勤務でした。


かと言って、現実にはそんなに長時間眠れる訳でもないので身体的な負担は大きいし
もしも自分が寝ている間に、気づかずに何かあったら。。という
漠然とした不安もありました。

平成20年を過ぎた頃だったでしょうか。
はっきりとは忘れてしまいましたが、「夜勤体制」となりました。

「夜勤」は、夕方4時から翌朝9時半までの17時間半勤務。

2時間程度の休憩は可なものの、基本的には「寝ないで」勤務する体制です。

宿直の頃、朝から仕事して「さあ、休むぞ!」と支援員室の明かりを消して休憩室に引っ込むと、見ていたかのように声を出す利用者さんがいました。

内心、殺意に似たものが芽生える心境になっていましたが 笑

夜勤なら「いつでも来い!」と、気持ちに余裕も生まれます。

夜勤ならきちんと対応できるな✊
と待ち構えていたところ、夜勤になったらその利用者さんが夜中に起き出す回数が減ったように感じました。

支援員室の明かりが一晩中ついていることで、利用者さんも安心されたのかもしれません。

当時の現場は、介護度は高くはなかったですが
やはり利用者さんを預かっている責任。

夜勤体制になって、職員も利用者さんも
夜の安心感が高くなったように思います。

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