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大磯クリテリウム参戦とジュニア・ユース育成について



皆さん、noteでは大変ご無沙汰しております。


冬も筋トレとローラーを頑張って取り組んでいる日々の私ですが、木曜日からジュニアユースのチームの引率で、神奈川県にお邪魔しておりました。



北海道の選手はこの時期は全く外を走れません。



道外の選手からはなかなか想像のつかない世界だと思いますが、その点では北海道の選手は本当に選手活動にとっての厳しい点だと思います。

二車線の道路も雪で一車線になってしまう


道内の多くのジュニア選手はモチベーションを切らして練習のボリュームも質も落ちているかと思いますが、当クラブの選手は本当によくやってくれています。



週に2回のオンラインチームトレーニングも開催して、ストレッチ、コアトレ、ローラーと共に取り組んでいます。特に、梅津選手は3月に春の選抜大会(高校の全国大会)。

例年北海道の選手は春先はもがけずに惨敗しますが(私も中学生の時に春先の修禅寺でお話にならなかったことがあります)
そんなハンデを言い訳にせずに、どうカバーするかが非常に大事で、そんなこともあり連休を使った合宿を。



滞在は神奈川県 平塚。
練習は土地勘があまりなかったですが、小田原方面から山側の方に走りに行きました。
なかなかいい練習環境とは言い難い交通状況(連休もあって)でしたが、私たちにとっては実走行できるだけでありがたい。

気温はそこまで低くはなかったですが、山には雪が残る中、連日4時間の練習。TSSも200越えくらいだったと思いますが、みんな割と楽しんでこなせていた印象です。


練習最終日は、BICYCLE SHOP K-BASE へ。

神奈川県 藤沢駅近くにあります

温かいご対応で、雪で汚れたバイクを洗車させてもらいました。店主の暖かさに感動しました。
実は店主の加藤くんは むかーし 神奈川に滞在したときに共に練習した仲間。
あの時はO手さん、H瀬、I上だったかな?本当に懐かしい。こうして再会出来たのはとても嬉しかった。


北海道から神奈川に走りに行く人は頼ってみてください。もちろん、お近くにお住まいの方も。


そして、昨日はかの有名な 「大磯クリテリウム」 へ初参戦。(私も笑)

(photo by Kai Sasaki)

今回の達成目標は

永留選手には惨敗してもらう(身の丈を知る、今までの取り組みを省みてもらう)

島崎、佐藤選手にはレースの経験と引き出しをあげてもらう

梅津選手には選抜へ向けた自身の不足部分の確認

ということで走ってもらいました。

レースは極寒(5度)の豪雨、強風の中でした。
こういう時はレースへの準備でも成績が変わってしまいます。天候を言い訳にしていては将来的な展望にあるネイションズカップで成績残せません。

過酷な状況でもレースはある それが大事なレースだった場合、そのレースを天候を理由に落としても言い訳はできないですから。


どんなレースでも引き出しを作っておくことが重要。

(photo by Kai Sasaki)

佐藤、島崎選手は準備不足。DNF。
装備、対策を工夫しましょう。
改善点はたくさんあります。

6位に終わった 梅津選手 高2

(photo by Kai Sasaki)

その中でも梅津選手はよくやってくれたと思います。
実走行が出来ていない&練習3日目(連日TSS200)というハンデを考えると非常によく走れていた。
同じ集団内を走って、彼の走りを見ることもでき、不足部分は把握できました。
ここは僕の見立てと彼の認識が合致していたので、安心しました。(彼は自己分析もよく出来ていた)
こういう収穫が目的だったので非常に有意義な遠征でした。
彼の高校選抜は3月25日にロード競技が行われます。
皆さんご注目を。



私個人の走りとしては、まだ乗り込み時期を過ごしていて、週3〜4回のライドと筋トレだけだったので、久々の高強度は死ねました。笑

(photo by Kai Sasaki)

ここ1年では最もキツかったかな。
何回かきつすぎて死ぬかと思いましたが、なんとか生きてました。笑(最後の倍点に一歩届かず、無念の4位)
終わった後は意識が遠のき倒れそうでした。
レース終わっても手が謎に震えてるし。

自己評価としては、よく追い込めたので、満足のレースでした。負けたのはいつでも悔しいけどね。今のコンディションと、色々な疲労状態(w)を考慮すると妥当な成績。


北海道の皆様も気になるであろう、大磯クリテリウムのレースレベルは非常に高く、非常に羨ましい環境でした。ジュニアユースが近くに住んでいれば毎回走ってもらいたいレース。

運営のWALKRIDE様、天候含め、大変な状況で、開催をして頂きありがとうございました。
北海道の若い選手にとって、非常に大きな収穫を得られたレースでした。


実走行が出来ていないというのは体験してみないとわからないほどの、大きな大きなハンデがあると思います。

その中で我々、「YURIFit ESPOIR PROJECT」もとい、「HOKKAIDO ESPOIR PROJECT」は様々な工夫と努力でここに臨んでいます。
それでもやっぱり、実走行できる場所への遠征って欠かせないんですよね。
(北海道でニセクラ目指してる人、同様だと思いますよ。遠征したほうがいいです。)

これにはどうしても、お金が掛かってきてしまうわけで、これが今まで北海道の壁だったわけです。
僕はその環境はどうにかこれを壊したいと思っています。
そこで、2021年にこのジュニアユース育成プロジェクトを始めました。

間も無く、2年目になる、2022年シーズンに向けたクラウドファンディングを発表しました。

皆様のお力が、選手の力になります。
どうか、お力添えいただけると幸いです。



HOKKAIDO ESPOIR PROJECTの選手、よく頑張った、雪解けまでは2ヶ月は切ったかな?
もうちょっとだ!!頑張っていこう!!
あ、北海道の全ての皆さんもね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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