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自然権はみんなで守れ

こんにちは、カルアです。
最近noteを書き始めました。
よろしくお願いいたします。

つい先日アメリカで大統領選がありましたね。
トランプ氏はまだ敗北を認めてないのでどうなるか気になるところです。

さて、記念すべき第一回のテーマは「自然法思想」です。
前振りは全く関係ないです。

自然法思想

まず自然法思想とは何でしょうか。自然のルールが絶対とかそういうものではないです。

自然法とは「人間の本性、本質に基づく普遍の法」という意味で、16~8世紀の王権神授説と対になる思想です。
王権神授説は、主権国家の起源を神とする一方、自然法思想では、起源は個々人が取り結ぶ、契約(社会契約)にあるとし、契約によって国家を作り、自然権を守ろうとしたとするものです。

では、もしこれらの契約がなかったら、人々は安全に暮らせるのでしょうか。この辺りは思想家によって異なっており、正解はないに等しいです。

ホッブズの場合

「万人の万人に対する闘争」が起きると考え、自然権が守られることはけしてないとしています。そのため人々は契約し、自然権を為政者にゆだねた。よって国家は絶対であり、人々は国家に逆らえないと考えました。

ロックの場合

人間は理性的な動物だから平和に暮らせるとしています。しかし、自然権の保証自体は不完全なため,契約し国家を作り、自然権を守ろうとした。そして、国家が自然権を脅かす場合は、人々は国家に反抗すると考えました。

自然権は自分で守れ

このように自然法に関する考えはまちまちで、自然権に関しても人それぞれです。
最初期の国家は彼らが考えた通りのものだったのでしょう。
しかし現代の国家は大きくなりすぎ、その役目がうまく機能していません。そのため、自分自身で自然権を守り、まわりで助け合うことが重要になってくるでしょう。
そうすることでいじめやそれに伴う自殺がなくなることを願っています。



※自然権・・・人間が自然状態で保持している、生命、自由、財産、健康に関する不可譲の権利。代表的なもので人権があげられる。

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