「嫁入り前の子」と呼ばれて気づく、世代間ギャップ

つい先日、ツアーで海外旅行に行ってきました。
全39人で、自分以外は全員50歳オーバー

旅行好きな祖母との2人旅行のため、年齢層高めの人がターゲット層の某ツアー会社を選んだのでした。

女の自由は60歳から

ツアーにはご夫婦で参加される方や、一人で参加される方もいましたが、やはり一番目立つのは、女性のグループ

何でもかんでも、「ピーピーギャーギャー」、すぐ群れるし、自己中心的でマナーもなってない。
私は自分のペースでゆっくりと静かに観光したい派なので、初めのうちは、迷惑だな、距離を置いていたのですが、あるタイミングでこんな話を聞いた。

女の自由は60歳からだから、海外旅行なんて、本当に羽目を外して楽しんじゃうわよね!

彼女らがいうには、女性は結婚後、家事に育児に時間を取られ、やっと子供が独立したと思っても、家のことは何もできない夫のお世話(もしくは夫を置いて遊びに行くことの後ろめたさ)があり、そうこうしているうちに、親の介護が始まるのだという。
そうして、やっと色々な縛りから解放されて、自由に遊べるのだという。

なるほど。
確かに日本のティピカルな家庭を考えるとそうなるのか。

それなら、久しぶりの自由を手に入れて、ティーンエイジャーのように、はしゃぐのも無理はないか。(?)

「嫁入り前の子」と呼ばれる違和感

ほんの数回だが、「嫁入り前の子だからね〜」とか、「嫁入り前の子だから〜はダメね〜」とか、言われてびっくりした。
そんな概念、時代劇や朝ドラの中だけの話だと思っていたからだ。

別にそういった概念を個人で持つのは構わないし、一方で、私自身ラジカルなフィミニズムの持ち主でもないのだが、これには少し違和感を感じてしまった

「なぜ、そういった枠組みで物事を考えるのか?」

確かに、結婚前後で色々と変化はあるだろうし、女性も男性も身体的・脳の作り的な意味で完全にイコールではない。(と考えるので、私はフェミニズムを主張したりはしない)
しかし、その制約の中で最大限にやりたいことを、最大限に努力してやったらいいじゃないか。
それどころか、さらに制約を設けて、自分自身を窮屈にするなんて。

もちろん、環境や時代の変化があるからしょうがない

そう、時代は変わっているので、考えの違いが生じるのはしょうがない。

しょうがない、のだが、「女の自由は60歳から」や「嫁入り前の子」発言からは、時代が変わって、考え方が変わっても、「その時代に生きた人の根本的な考え方は変わらないのだ」と実感させられた。

「女性もキャリアを持って、結婚後も妻と夫がお互いを尊重しながら家庭を築く・・・」
これが今の世の中では理想とされていて、未来でもあるべき姿だと思っていたが、これすら「この時代に生きる私たちに刷り込まれた根本的な思想」というだけのこと、なのかもしれない。

(それでも、もうちょっと静かに観光して欲しいですけどね!)

横ではなく、縦の異文化交流も面白い

今回は意図せずして、日本人間にもあるギャップ、年代の違いによる考え方の違いを知ることができたので、非常にいい経験になりました。

というのは綺麗事で

もう当分ツアーはいいです!!!!!!!
(自分だけ20代であと全員年配の人たちと10日間缶詰。しかも現地の怪しげな屋台やバザールなどが大好きな私には、全て完璧にオーガナイズされた「綺麗な」ツアーはちょっときつかった。。。もちろん祖母との素敵な思い出にはなりましたけどね!)

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Yuria Suzuki

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