「ありのままで良い」という言葉が、誤用•乱用される世界

キリスト教界でよく聞く、あなたはありのままで愛されている、あなたはこのままで良い、あなたはこのままで素晴らしいといった言葉。これらは事実である。しかし、これらのことが、「私はありのままで素晴らしいから変わる必要がない」と言う考えに至り、私は正しいからあなたは変わらなければいけないと言う極端な思考に陥る。すると、相手のことを責めたり、自分の人格の歪みや性格の欠点などを直さないでよい、あなたは私に合わせろ、あなたは変わらなければいけないなどというふうになる危険性をはらんでいる。ということを実際経験したし、観察しているとやっぱりそうである。

もともとキリスト教会につながる人は、人生で苦労した人が多いと思うが、苦労が多いということは、育った環境が機能不全だったり、何らかのパーソナリティ障害や境界知能、発達障害、ASD傾向という人が少なくないと思う。

そのような特性があるからこそ、こういった極端な考えに陥り、結局神様がいるとされている教会より、

教会につながらないで、何とか大変な状況を乗り越えようとしている人の方が、よっぽど自分と向き合って改善して生きようとするまともな人が多いということもうなずける。

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