機能不全家族育ち、支配的な教会、MLM 共通点

最近も一部似たような記事を書いたが、
機能不全家族(カルト家族)で育った人は、結局、子供の頃に育った支配的な環境を求めて、カルト化教会にどハマりする。それで、結局、また支配されている。(もしくは、反動で、どこにも属さず、孤独に生きる人もいるように感じる。)

機能不全家族(以下:打つの面倒臭いので頭文字取ってKFKとする)育ちは、幼少期に育った支配的な家庭システムから抜け出ても、絶対私は支配されないと思いながら、結局なぜか同じ教会を選ぶにしても、普通の教会を選ばずなぜか支配的なリーダーや支配的なシステムをとっているところを無意識で選んでしまうようだ。支配されている方が安心なんだろう。そして、支配的な教会の方が一見、活動的だったり、カリスマ的リーダーがいたり、若者が多かったりして、刺激があり、魅力的に映ることもあるようだ。で、後からわかったのは、刺激があり、魅力的に見えるのは、注意したほうが良いのだ。イエス様の真理を淡々と伝えている教会の方が、人数がそんなに多くなかったり、地味だったりすることもあるということなのだ。

同じように、MLM(マルチレベルマーケティング、ネットワークビジネス)にハマるのも、
団体へ属することへの恍惚感というか、やはりここでも支配する、されるの関係にどうしてもなりやすい。MLMの商品は決して悪くはない。物は良いと思う。やりようによっては、一般の人でも相当数の収入を得ることも可能だし、うまくやりたい人は、やれば良い。ただ、成功している人は、一部の人であり、その時点で成功している時点で、その人にはすでにビジネスの商才があると思う。あと早い段階で目をつけて、すでに数年前に始めている、とか。その時点で、今からやろうとする人とは格が違う。そしてそういう人はどの企業に行っても優秀なんじゃないかな。
美味しい話というのは、他人に教えないわけで、穴がある。色々鑑みてもKFK育ちが関わることは、危険性の方が大きいなと思うのである。

カルト化教会とMLMも共通点が多いと思ったのでここに明記する。

1、閉鎖的な空間で、自分の教会や団体は素晴らしい!というバイアスが働きやすい。自分のところは素晴らしい!と信じているので、反対意見などに対して激おこぷんぷん丸になる。
2、長時間拘束して、判断を鈍らせる
3、お金を払わないといけないプレッシャー(教会だと献金、MLMは自己購入分)
4、他にも良い教会、良い製品はいっぱいあるけど、それが受け入れられない。
5、他の教団教派、他のグループに行くことに対しての暗黙のルールが存在する。
6、伝道した人皆がクリスチャンになるわけではない。宣伝した人が全員ユーザーになるわけではない。
7、金が絡んでいるゆえ、金の切れ目が縁の切れ目になる可能性
8、人の期待に沿って動いてしまうKFK育ちにとって、嫌な時断れない(KFKあるある)
9、家族だとかいっておきながら、本当に困った時助けてくれるかわからない。損得勘定一切なしで付き合える友達や家族との関係構築にフォーカスしたほうが、いざという時助け合えるのではと思う。
10、自由になるために始めたのに、それをやったことによって、自由がなくなっている(精神的、物理的)

機能不全家族育ちやカルト化教会にはまったことのある人、MLMには十分気をつけましょう。やるなとは言わないけど、相性は良くないと思う。

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