アメリカの子育て

【私の頭の中のあれこれ (7) 2019年1月号】

先日行ったメキシカンのファストフードもだけど、アメリカには自分で自由に好きなものを選んでメニューを作るってお店が多い。
サンドイッチのサブウェイみたいなイメージだけど、サブウェイは基本のメニューが用意されててそこにプラスするかマイナスするか、って感じになってる分まだわかりやすい。
そういう基本メニューすらなく、一から自分の好きなものだけを選ぶ、というのは日本ではあまり一般的じゃない。っていうかたぶん迷いすぎる。笑

色々あるものの中から自由に選び出して自分で全体のバランスを組み立てるより、いくつかある「もう出来上がったもの」の中から選択するほうが楽だから。
前者は出来上がったものの責任は自分にあるけど、後者はメニューを用意したお店側にある。
つまり前者は組み合わせによっては「失敗作」になる可能性も秘めてるけど、後者はその心配はない。

自由って「選択できること」だったりもするよね。
選択する勇気、自分で選択したものに責任を持つ勇気、つまりそれらを恐れないこと。
選択とは「自分がどうしたいか、何を求めているのか」を常に自問自答することだったりする。

でもこれって大人になってから急にやろうとしても、なかなか出来ない。
だっていつも「用意されたもの」の選択範囲で生きてきたから。

自由に選び出す勇気を持つには、やはり慣れが必要。
アメリカで周りの子ども達を見ていると、それを実感する。

親の子どもへの接し方が、日本で見てきたのとちょっと違ったから。

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