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BARAkuda:ロシアの日常が垣間見れるコメディードラマ

ロシアの日常を知るなら、YouTubeの風刺ドラマシリーズBARAkudaを見るのが一番と言われ、英語の字幕があったので、漫画風にしてみた。
(このシリーズへのYouTubeリンク)

舞台はウサリ地区の手頃な価格の住宅地の村(架空のどこにでもある村)。地域コミュニティーの委員長ヴィタリー・ナリフキン(主役)が地域を訪問する。

もちろんバスは古くてポンコツ

ウサリ地区のバスの質を確認しにヴィタリー・ナリフキン委員長がやって来る。

早速住民に囲まれて文句を言われる。

女性「こんなポンコツバスには乗れないわ。子供がいるのよ。子供と一緒には怖くて乗れないわ。途中で壊れたらお終いよ。」
委員長「壊れるわけがないだろう。じゃあ、一緒に乗ってみるか?」

なんと委員長は運転手を突き飛ばし、自らハンドルを握った。

自分でバスを運転するナリフキン

住人「まさか、こんな風になるとは考えもしなかった。委員長さん、ありがとう。」
委員長は、もともと旅客バスの運転手になるのが夢だった。責任ある職業、特に一般人の安全のためにすごく親身になってくれる。
住人「委員長のお陰です!」

住民もテストドライブに同行

そして事故が起きた。路面の状態が悪く、制御が効かなくなったのだ。委員長のプロの運転技術のお陰で、奇跡的に誰も怪我をしなかった。

路面が悪いのせいで事故に…

住人「本当に有難うございました。怪我人が出なかった。」
委員長「私はいつも人の為に尽くしている。バスを走らせるために重機を使い、乗客の手を借りずに済んだ。」

重機を使ってバスを道路に戻す

不測の事態に対応した委員長、再び運転を再開したが、

住民から煽てられ、いい気になって運転を続ける委員長

今度はバスの技術的問題が原因で、またもや事故に…

今度はバスがポンコツで事故に

委員長「もう、誰もあのバスには乗せない。保証する。」
住人「有難うございました。」

住民の願いが叶ったと思いきや、やっぱり新しいバスは買わないナリフキン

住民に危険を知らせた委員長は、ウサリ地区の全てのバスを同じように点検すると約束した。


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