すっからかんの舞い

2018シーズン夏に行われた東京CL。
その、配信卓で彗星の如く現れたデッキ、それがグランブル。
そんな強力な非GXを使ってみた私のお話。

スッカラカンとは?


超爆インパクトに収録されたグランブルの技「スッカラカン」
非GXながら1エネ160点の高火力を叩き出す。

お手軽高火力と、思いきや、その火力を出すための条件がなかなか難しい。

なんと、手札が1枚もないなら、30+追加130ダメージ。

手札が0枚じゃ、次のターン遊べないじゃん!

まず、手札を毎ターン使いきるなんてできない!!

そう思う。
まず、私自身そう思っていたし、ロマンカードだとたかをくくっていた。

デッキ内容や、回し方などはテンプレートなので、気になったら、他の記事で探してみてね。
(丸投げ)

スッカラカンの難しさ

大雑把に説明したのは、スッカラカンのことを知ってもらうというよりかは、私自身が何をしたか、分かりやすくするためだ。

まず、スッカラカンは強い。
少なくとも私は強いと思うし、GXをずっと握ってきた身としては当たりたくない。

でも、スッカラカンは、多くない。

何でだろうか。

その理由の一つとして

“扱いが難しい”

からだと思う。

手札を0にするプレイング

マグカルゴの特性「じならし」でトップに置くカード。

ヤレユータンの特性「さいはい」で一時手札が3枚の状態を経由すること。

(デッキレシピや解説は他を見てね。)

簡単に、言えば難しいのだ。

ゆりせ、スッカラカンとの邂逅

突然だが、私には師匠がいる。

私と師匠は、東京CLに参加していたのでも、ちろんグランブルが世間に注目されることになった配信を見ていなかった。

東京CLの打ち上げを三重の仲間と楽しく過ごした後、TLを漁っていたら、
まさかのデッキが流れていた。

しかも結果を出していたのだ。

驚いた。それはもう、嘘だろ、あり得ない。

まさか。

そのレベルに驚いた。

三重に帰ったら早速組もう。

師匠がそう提案し、早い段階で組んで回した。

師匠が組み、回してみた。
一回目
「なんやこれ、めっちゃ頭使う。本番で良く使えたものだ。」

二回目
「あかん、疲れてきた。確かにスッカラカン打てるけどさ。」

三回目
「理解したら頭スッカラカンにして回せるわ。これ楽しい!」

対戦動画を見ずに、三回目にしてスッカラカンをマスターしてしまった師匠には頭が上がらない。

何度か説明を受けたものの、到底その時の私に扱えるものではなかった。

スッカラカンに触れる

長い前置き(私の備忘録)になった。

私がスッカラカンを握ったのは、つい最近。

色々あって、師匠から、

「握ってみたら。」

の一言で投げるように渡されたのがグランブル。

いやいや、無理でしょ。
あのグランブル?!

私には回せないし、説明きいても回せなかったじゃん!!

でも、東京CLの時から比べたら私自身の実力は上がっているはず…

騙されたつもりで二回レクチャーを受けた。

あれ???

これ、意外とやってること、簡単……。

いざ、ジムバトル!すっからかんの舞い!!

スッカラカンを握ることが決まったのは
ジムバトルの2時間前くらい。

練習する時間が無かった。

レクチャーを受けたものの、ほぼぶっつけ本番。

「手札、0枚なのでスッカラカンで前気絶で。」

思った以上にスッカラカンが決まる。

(※グランブルデッキは普通に回ってプレイすれば、ほぼ0枚状態で打てます。)

スッカラカンを手札0枚で撃つときに、

手札が無い状態を示すために、

両手を胸の高さまで上げて、手をヒラヒラさせる。

そう、それが “すっからかんの舞い!!!”

(これが書きたくて長ったらしくなっちゃった。)

予想外のスッカラカン

何試合かグランブルで勝ちました。

新弾バトルに無理やりタッグチームを入れて初手に出ないことを祈って使ってみちゃったりしました。

グランブルを私に渡した師匠は、

短時間のレクチャーということと、
そもそも実力がまだ足りないという理由から

すっからかんの舞がちゃんと出きるとは思っていなかったみたいです。

あの暑い夏のCLから、寒い冬のシティを越えて

私自身が成長できている実感を噛み締めることができた、いい機会になりました。

本当はそれを分からせたくて
グランブルを私に握らせたのかもしれません。

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