ライフシフトが出てから、世の中の価値観が少しづつ変わろうとしている気がする。自分のキャリアにいま一度目を向ける人も多くなったのではないか。

私もその一人である。いままでは、大きい組織に勤めて、権力を持ち、そして世の中に広く知れ渡る仕事ををすることが、とても楽しかった。

もちろん、いままでの30代中盤までのキャリアとしては、それが正しかったようにも思う。

ただ、いまはひとつの組織に留まることの限界性や、その先にみえるキャリアが見通しがつきすぎて、いまいちワクワクできない自分も同時にいる。

新しいことを始めるには、どんなことでも、勇気がいるものだ。でも、それを良かったことと思えるのも、自分にかかっている。子どもが育つ社会には、もっと自由に自分のことを選択でき、他者を認め合い、協力し合う世の中になってほしいと願う。私自身がまず体現をしてから、その道を切り開いていきたいと思う。

キャリアチェンジをするにあたって、大切だと思ったこと。

●決断したことを、誠意をもって、継続できるかどうか。

ごく一般的なことかもしれないが、ダイエットも掃除も片付けも中々継続して行うことは難しい。継続できるかどうかが、その先の道が開けるかどうかにかかってると思う。志をもって進めば、道は開かれる。