NHKのスクランブル化と、災害防災報道
NHKのスクランブル化や、受信料を払う払わない問題が話題になっていますが…
災害・防災報道の側面からの意見です。
例えば先日長崎県五島列島、対馬に対して特別警報が出た際。土曜ということもあり、特別警報を特別ニュース枠で長々報じることができたのはNHKだけでした。
NHKのこのような姿勢は他の民放にはできないこと。これは失われてはならないと感じます
民放がNHK並みにきめ細やかな災害・防災報道を行うのはスポンサーとの関係や視聴率を取らなければならないという立て付け上難しいのかなと感じています(この辺りは詳しくないので詳しい方の意見をお聞きしたいのですが)もちろん民放も色々な制約がある中、ベストを尽くしてはいます。
インターネットなどで情報を手に入れられる若い世代は良いですが、テレビ頼みのお年寄りのための情報発信もまだまだ必要です。(長期的に見ればいらなくなるのかもしれませんが)
NHKがスクランブル化した場合、減収が見込まれます。NHKも災害・防災報道において集中と選択を行うことになるでしょう。
若者はテレビ離れしていますので、お年寄りがメインターゲットとなる+選択と集中を考えると、地方取材に力が割かれることになるでしょうか。
気象予報士 千種ゆり子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?