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村立・町立・人口5万人以下の自治体の公立学校を応援します、のおしらせ

ポーズが昭和よ!
まきむらよ。

この度は、なんでもかんでも東京でやるのをやめます人口の少ないところに伺います。特に、人口の少ないところに生まれ、そこを動くことが難しい人、例えば子どもたちなどのためにできることをしたいです。……というお知らせをしたく、この記事を書いています。

もくじは次の通りです:
1 自己紹介
2 この条件で公立学校なら交通費のみで伺います、というお話
3 その他、地方で低予算なんですけど〜というご相談受けます、という話

文筆家として、せっかくインターネットがあればどこでも働ける状況になったので(おかげさまです、ありがとうございます)、それなら、本屋さんがない街、イベントごとが少ない街に自分から出かけていきたいなあ。いろんな場所の話を共有したいし、自分もいろんな場所の話を知りたいなあ。って思ったのがきっかけです。順番にお話します。

自己紹介

牧村朝子といいます。愛称は「まきむぅ」です。
専門は「生きるための性のこと」です。

プロの文筆家として5周年。法務省職員の方や各自治体・学校法人の方々に向けて、性と社会と歴史について、たくさんの講演をしてきています。
性という、生まれた時に誰もが割り当てられ、個人として社会を生きていく上で必ず関わってくる……何を着るか、どんな言葉遣いをするか、誰と一緒に生きるかにまで関わってくるものについて、古書や歴史資料を調べたり、国内外を取材して回りながら、エッセイ、時事コラム、ルポなどを書いています。

著書一覧はこちら
A4一枚で印刷できるプロフィールはこちらです。
子どもや若い人向けの仕事としては、
 ●毎日小学生新聞・土曜版別刷での連載
 ●子ども向けのおはなしの雑誌「母の友」への寄稿
 ●「NHKハートネット もう一つの性教育プロジェクト
などに携わってきています。

地方公立小・中・高・高専に交通費のみで伺います

下記の条件を満たす場合、神奈川県からの交通費のみでお話に伺うことを検討します。

・村立、町立、人口5万人未満の市立の小・中・高・高専であること。
・一般告知をしない、校内・関係者向けの授業であること。
・参加人数が少なく、一人一人顔を合わせてお名前をお呼びしてお話できる距離感のものであること。
・こちらから一方的にお話をするのではなく、ゼミ・Q&A・質疑応答など、双方向でお話する形式のものであること。

保健体育や、社会、総合学習などの時間にお邪魔し、児童・生徒のみなさん、学校関係者のみなさんから直接のご質問をお受けします。

過去には、たとえば、こんなご質問をいただきました。

・友達がお父さんに「男らしくしなさい」といつも言われて、悩んでいるようです。自分にはその友達のために何ができますか。
・自分が同性愛なのか異性愛なのかなんなのかわかりません。どうすれば知ることができますか。
・女性の働き方について、フランスで暮らしていた時と、日本で暮らしている時を比べて、どんな違いを感じましたか。
・友達と恋人とは何が違いますか。
・なぜ人は差別をするのだと思いますか。

こうした質問について、みなさんお一人お一人の意見に耳を傾けながら、一緒に考えていきます。

過去には、「自分が性的マイノリティであることを知られたくない」「性について質問・相談があるが名前は出したくない」という児童・生徒の方が、ごく数人で相談室に集まったり、マスクで顔を隠したり、匿名の事前質問をくださったり、という形でご参加くださったこともあります。こうしたことももちろん可能です。皆さんが安心してお話しになれるよう、最大限の環境整備をしたいと思います

その他、地方で低予算の企画もご相談ください

要するに何でもかんでも都市部でばっかりやるのもうやめたい、人が少ないとお金も儲からないからイベントやってもしょうがないよね〜みたいなもうただただ制作者側の事情でしかない事情で生まれる情報・文化格差を自分から出向くことで少しでも埋めたい。という動機でのお知らせなので、どこにでも行きます。「まきむぅ呼びたいけど予算がないなあ」と思っていらっしゃる郊外の方、ご相談ください。

郊外でのお仕事なら、最低限、【神奈川からの日帰り3万円、1泊5万円+本人とマネージャーの交通費、宿泊費別途】という条件から、イベント登壇、司会、読書会、交流会、勉強会、などのお仕事を検討させていただいています。特に離島には強い関心を持っているので、離島にお伺いする場合はもうちょっとお値引きしたいと思います。

上記のご予算をご用意いただくことが難しい場合でも、

・「〇〇市でのイベント企画があるのですが他にご一緒させていただける企画や会場はありませんか?」というSNS告知をもちろん無料でお出しし、抱き合わせで予算を組む。
・会場をご紹介いただき、こちらで交流イベントなどを自主企画して同時開催する。
・著書発売のタイミングなどに合わせ、PRとしてお伺いする。

など、極力やり方を考えたいと思います。

どうぞ、こちらからご相談ください。担当マネージャーの小林より折り返しご連絡を差し上げます。ご質問があればこの記事のコメント欄でも承ります。公立学校からのご依頼の場合、「ed.jp」で終わるメールアドレスからのご依頼でないとお返事を差し上げられない場合があります。恐れ入りますがご了承ください。

まじでもう、何でもかんでも東京でやるのもうやめたい。せっかくインターネットのおかげでどこでも働けるようになったんだもん。

と、思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

参考:公立学校にお伺いした実績

・2018/11 埼玉県立浦和高等学校
(ブルーボーイ事件・糸魚川心中・芸能人を“ゲイ疑惑”と報じる記事など、日本の性の歴史にまつわる報道資料をみんなで読み解くゼミ)

・2017/6 都留文科大学
(“恋愛の「普通」は誰が決めるのか”をテーマにディスカッションと交流会)

・2015/6 東京大学
(「障害者のリアルに迫る東大ゼミ」→のち、連続ゼミ全体が書籍化

・公的な場では、法務省職員人権研修、および神奈川県大和市・福岡県北九州市・東京都新宿区の自治体主催講演でお話しています。

・そのほか、私立では、久留米大学附設高等学校・国際基督教大学・早稲田大学・専修大学・東京経済大学・立命館アジア太平洋大学・関西学院大学・京都精華大学・龍谷大学・学習院大学・上智大学・西南学院大学・愛知淑徳大学などでお話しています。(ほとんど私立だ……)



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