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仁和寺観光〜ついに美しい季節が来た!紅葉&和食ランチコース〜

紅葉を見に仁和寺へ行ってきました。ついに拝めた真っ赤に燃える紅葉。「今年は紅葉遅いねぇ」なんて言いながらも、今週あたりからどこもかしこも見頃を迎える時期に入ったかなと思います。こうなると今度は行きたいところがありすぎて困ったものですが、今回は仁和寺観光に絞ってレポートをお届けします。

本日の観光コース

  • 10:30 花園駅(最寄:御室仁和寺駅)

  • 11:00 仁和寺拝観

  • 12:00 ランチ「御室左近」

  • 14:00 仁和寺再拝観

  • 16:00 御室仁和寺駅

仁和寺は京都市北部にあり、空気の澄んだ静かなエリアです。市内中心部からは少し行きづらさもありますが、その分人は少なく、境内は広く、空は高く、落ち着いて散策できるのが魅力です。

10:30花園駅


最寄駅は「御室仁和寺駅」です。仁和寺徒歩0分に停まるバスも出ています。少々辺鄙な場所にあり、電車にしろバスにしろ、市内中心部からの所要時間目安50分程度になります。

バスだと直通ですが、電車は2〜3本乗り換えるパターンもあるかもしれません。わたしの場合は比較的アクセスのいい「花園駅」まで電車で行き、そこからタクシーで向かいました(700円程度)。

どーんと世界遺産の風格漂う、立派な門がお迎えしてくれます。

11:00 仁和寺拝観



仁和寺のシンボルといえば、こちらの五重塔。もみじが色づき、まるで絵画のような光景でした。

五重塔といえば京都駅近くの東寺が有名ですが、実はちゃんと共通点があります。ふたつをつなぐのは「真言宗=空海和尚」さん。

五重塔は"地、水、火、風、空"の5大エレメントの象徴で、仏教的な宇宙観を表現しているそうですよ。知ってましたか?わたしはもちろん知りませんでしたよ…

空海さんについては堅苦しくとらえず、漫画「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」「阿・吽」あたりを読んでみてください。作品として普通におもしろく、いつのまにか空海さんファンになってしまいます。


そしてこの赤紅葉。


11月中にあちこち巡って、今年はじめてここまで真っ赤なもみじに出会えました。「これって本当に自然の色?」と思ってしまうような、目の覚める真紅。生きてるだけで、毎年この自然の美しさに出会えることに感謝です。

京都北部からだんだんと色づいていくので、貴船神社・鞍馬寺・比叡山・金閣寺あたりももう見頃になってきているのではないかなと思います。

ご覧のように境内はとても広く、とくに何するわけでなくても1時間では足りません。ということで、再入場可能とのことで、ランチのあとに戻ってくることにしました。

12:00 ランチ「御室左近」


白身魚の昆布締め膳2,500円

正面門の横断歩道をはさんだ目の前にある「御室左近」さん。超絶好立地にありますが、3代続く老舗の地元店。「和食×フレンチ」といったいかにも京都らしいお料理が楽しめるお店です。

今回はサービスランチをいただきましたが、昼からゆったりとコースランチ予約もできます。大人のお散歩になにかと使い勝手が良さそう。

そしてこの仁和寺ビュー…!今回はご友人のはからいで2階のお畳洋室の個室予約ができました。もし複数名で訪れる予定があるなら、ぜひ問い合わせてみてください。

1階にはソロ旅でも気兼ねなく楽しめる広めカウンターが。わたしはおひとりさまプロですが、かなり過ごしやすそうな空間でした。実際、女性のお客様が多かったですし、海外からのお客様もたくさん訪れるそうです。

ごちそうさまでした。ということで、仁和寺へ戻ります。

14:00 仁和寺再拝観


仁和寺には先ほど紹介した五重塔に加え、もうひとつ有名な見どころ「仁和寺御所庭園」があります。

仁和寺は888年創建の門跡寺院として有名。門跡寺院というのは天皇が攘夷後に出家して住まわれた場所になります。だからこその優雅なお庭。こんなところで人生一度は生活してみたいものです。

奥の金堂では「秋の特別拝観(12/3迄)」が行われており、仁和寺の歴史をお坊様が直々に説明してくださったりもしました。

さらに時間がある方は、仁和寺奥から抜けるトレッキング「御室成就山 八十八ケ所 御山巡り」を楽しむこともできます。仁和寺エリア〜嵐山エリアの間を巡るコース。絶景ポイントなどのMAPもありました。

ほんのちょっとだけコースに入ってみましたが、けっこう勾配ある土地。ついでに行くというよりは最初から目的にして、しっかり装備で行くこと推奨です。

16:00 御室仁和寺駅


仁和寺だけをぶらぶらしている間に、あっという間に夕方です。本当に少しだけ雨がパラついたのですが、なんと!虹を拝めました。幸せのおすそわけ。

ここは最寄駅「御室仁和寺」になりまして、レトロな電車に揺られて「嵐山」まで20分のイージーアクセスです。

仁和寺観光だけではご旅行の方にはちょっと物足りない気もするので、嵐山まで足を伸ばして、ちょっとおやつを食べ歩いて、日帰り温泉でひとっ風呂浴びて帰る、なんてプランはいかがでしょうか。

嵐山観光~王道だけど大満喫コース~2023秋
先日、嵐山へ遊びに行った時の記事。人力車、竹林の小径、足湯カフェなどを巡りました。

というわけで、本日は以上です。美しい紅葉が楽しめる時期になったので、ぜひいつでも!京都旅を楽しみに来てください。



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