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ようやくトンネルを抜けた ~vsガンバ大阪~

1-0でリード。
4分のアディショナルタイム。残り30秒の長いこと長いこと。
主審はやく笛吹いてくれと心の中で叫んだ。いや、声に出てたかも。多分出てた。ついでに、ガンバのコーナーキックで一森が上がった時に
「一森パンチングしろーーーーー!!」
とは叫んだよ。これはマジで。
ホイッスルの音、観客の歓声、倒れこむ選手。試合終了。勝った。
ウノゼロ、薄氷の勝利何でもいい。兎に角喉から手が出るほど欲しかった勝ち点3だ。
前を行くほかのチームに少し追いついた。このまま追いついて追い越したい。


田んぼや畑でえさをついばむ白鳥って、遠くから見たらごみ袋に見えるよねーと同乗車と話しながら高速で札幌へ。
R274の信号で止まった隣の車は、野球を見に北広島へ行く人たちのようだ。お互いいい結果で終わればいいね。

メンバーと審判団が発表になる。
第4審の八木あかねさん以外は、申し訳ないがよく知らない方たちだった。
試合が始まってから、ときどき八木さん観察をした。というか視界に入っちゃうんだよね、席の場所的に。
あれ?意外と細かい?
両チームのベンチスタッフが立ち上がって前に出ようとしたら、すぐ座りなさいと注意しに行く(札幌のほうが多かった笑)。
選手がふたを開けたまま放置したペットボトルを拾って、ふたを閉めてピッチわきの保冷バッグの横に立てておく。馬場ちゃんにソックスちゃんと上げなさいと注意する。アディショナルタイムのボードあげるのに手間取って焦る。等々なかなか見ない4審の八木さん観察をするのは楽しかった。
あっ、もちろん試合もちゃんと見てたよ。



俺らの10番 宮澤裕樹

ヒーローインタビューとMOMは、決勝点を挙げた裕樹。
在籍17年。線の細かった茶髪の彼が色々な経験を経て、いつの間にか新キャプテンを後ろから支えるベテランとして、今やこのチームの心柱みたいな存在になった。タイプは違えど彼にキャプテンを禅譲した後の河合竜二氏のように。

試合後ゴール裏に掲げられていたダンマク。
ここからJ1残留に向けて、札幌の逆襲が始まるだろう(始まって欲しい)。
私はいつものように、負けた時には愚痴って勝った時にはおだちまくって※このチームを応援するよ。

※おだちまくる→北海道方言
「おだつ」は調子に乗る、ふざける、などの意味。だから「おだちまくる」は調子に乗りまくるという感じ。




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