day7 片づけシステムを作る

整理収納の基本がマスターできたら、片づけ続けていくという事に大切なのは「片づけのシステムを作る」ということです。

一度片づくシステムさえ作ってしまえば、あとはもう毎日暮らしながら自然と片づけができるようになるので、散らかるという心配もないのです!


おさらいです。


●モノの住所を決める

→モノが出しっぱなしになってしまう理由として、しまう場所が決まっていないという事が考えられます。しまいやすいところにきちんと住所を決めてやる事によって、「この子は使ったらここにしまう」という流れができるので、「とりあえずここに置いておこう」ということになりません。


●適正量を守る

→いずれのモノにも適正量というものがあります。これは、お部屋(お家)という箱のサイズを変える事はできないので、必然的にそこに収納できる量も決まってしまうということです。例えばクローゼットだとしても、サイズは決まっていて、かけられるハンガーの量は決まっています。そうすると、逆算してどれだけの洋服をしまうことができるかということがわかり、その値を適正量とすることもできるのです。ただし、必ずしもそれを適正量にしなければならないというわけではありません。もし洋服が好きな人は、たとえお部屋全部を洋服部屋にする、という適正量でもかまわないのです。重要なのは、自分自身で適正量を決めるということ。そして、決めたらきちんと守るということを心がけましょう。


●買い方を意識する

→モノを買う時に「かわいい!欲しい!」という気持ちだけで買っていませんか?何気なく買い物をして家に帰ってしまうと、「あれ、これどこにしまおう?とりあえずここにしまおう」となってしまい、その積み重ねでまたモノが溜まっていってしまう事になります。モノを買う前に「これはあそこにしまおう」としまう場所を考えてから買うようにすると、帰ってからもすぐにしまう事ができて、置きっぱなしになる事を防げます。


●足したら引くという習慣を作る

→モノを買ったりもらったり、お家の中にモノが入ってくると必然的にモノの量というものは増えていきます。仮に1日1個の新しいものが入ってくるとしましょう。そうなると、1年365日経つと単純にモノの量はは365個増える計算になります。やはりここでも、お部屋(お家)のサイズは変えられないので、モノが増えたらその分モノを減らしていかないと、どんどんとしまいきれないモノの量は増えてしまうのです。1足したら1引く、という習慣を作る事により、モノの増え過ぎを防ぐ事ができます。


●頑張りすぎない、自分らしい片づけをする

→あれやこれやとお話してきましたが、これはあくまでも片づけの基本であり、こうするとよいのではないでしょうか?という提案です。「絶対にこうしなければならない。絶対に捨てなければ、減らさなければならない。」というわけでもなく、自分なりに心地よい片づけ方を考えて身につけていきながら、理想の暮らしを手に入れられれば、一番よいと思います。あまり意気込んで無理して片づけをして「もう嫌だ!」とか、「あれ捨てなければ良かった…」なんてことになってしまったら、本末転倒なのです。片づけは、自分自身がモノときちんと向き合って、大切なものたちと心地よく暮らしていくためのポジティブな活動です。自分らしく、できる事からまず初めてみましょう♩


片づけのシステムができたら、一緒に暮らしているみんなできちんとシェアしてお互いに把握しておきましょう。そうする事によって、みんながストレスなく、暮らしやすい場所へとなっていきます。


また、風水でもよく言われていますが、不要なモノを出すことにより、その分良い流れが入ってきます。

良いモノや良いことがどんどん舞い込んでくるように、積極的にモノを減らしていくことをおすすめします♩

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