毎日更新なんて、しなくてもいいと思う

昨日あんなnoteを書いておいて、何を言いはじめるんだこの人は・・・と呆れられるかもしれない。だけどどうか呆れる前に、すこしだけ話を聞いてほしい。

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「300日目の毎日noteに向けて、日々のコツをまとめてみた」 を書いたあたりから、noteを毎日続けてることを褒めていただくようになった。

少しくすぐったくて、すごく嬉しかった。

だけどその反対側で、「自分には毎日更新ができなかった」「途中で止まってしまった」と嘆く声も聞くようになった。

そのたびに「待ってください、そこで落ち込まないで!!」と伝えたくなっていたのだけど、うまく言葉にできないまま今日に至る。

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まず、私自身の考えとして、毎日書くこと自体が偉いなんてことは全くないと思っている。

人にはいろんなタイプがあるから、毎日書くのが向いてる人もいれば、練りに練って質の高い作品をつくる人もいる。

毎日書いてる人の多くは「毎日書かないと、かえって書かなくなりそうだから」という。私もそのひとりだ。一度書くのを止めると、次に再開するのにめちゃくちゃエネルギーを要しそうで、それが嫌。

あと、質の高い記事をいきなり書き上げることが自分には難しいからというのも理由のひとつ。小さく実験をくりかえすしかないから、毎日書いている。頻度よりも、結果的に良い文章(その基準もむずかしいけれど)が書けることのほうがずっと大事だと思う。

(そもそも書くこと自体が向いてるのかどうか、好きかどうかという話もあるよね。すべての人に「言語化!言語化!」ってさけぶのはちょっと違う気もしている。)

だから「私なんて月1しか書いてなくって・・・」なんて言われると、私のほうが悲しくなってしまう。

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私はよく友人・知人にたいして「毎日note仲間になろうよ~~!」って誘ってしまうのだけれど、それは単純に仲間がふえたら嬉しいからというだけ。それだけ。LINEじゃなかなか話さないような、すこし掘り下げたあなたの頭の中を知りたいだけ。

たとえば私が「おいしいパンケーキのお店があったからおすすめだよ!」って誰かにおすすめしたとして、その味を相手がおいしいと思うかは相手次第。なんにだって相性はある。

毎日書いたおかげで良いことがたくさんあったし、おすすめしたい理由はたくさんある。でも無理してまでやることじゃないし、私が毎日更新をゴリ押ししているせいで、続かなかったことを悔やんだり悲しんだりしてほしくはないのです。


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あと、この話は不要かもしれないと思いつつ書くけれど、私はインスタも続いたことないしダイエットが成功したためしはないし、ジムは3回しか通えなかったし、高校の部活も大学のサークルも入って半年でやめてしまった。自炊は一人暮らしの男子大学生レベル止まりのままだし、美容院も歯医者も定期的にかよえない。いつもギリギリに駆け込む。

こんなこと言うのは恥ずかしいけれど、「毎日note続いてるよー!」って声高に叫んでるのは、ほかのことが続かなかった裏返しでもある。


だからなんていうか、私は毎日更新が好きだから勝手にやってるだけで、ほんと、それだけです。



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