見出し画像

「がんばれ」って言葉がうれしい

すでにがんばってる人に、「がんばれ」って言葉はタブーですよ。

子どもの頃から、幾度となく聞いてきたフレーズだ。


一理あるとは思う。特に、メンタルがやられているときに「がんばれ」と言われると打撃を受けてしまう気持ちもよくわかる。

実際に、「もう無理です」とSOS信号を出したにも関わらず上司から「好きな仕事なんだろう?もっとがんばれるだろう?」と言われた結果、身体とメンタルの両方を崩した経験もある。


だけどね、最近の私は「がんばれ」がすごく嬉しい。

大学3年くらいの頃からずっと「過去に戻りたい」とばかり言っていた私が、やっと前を向きつつある。続けてきたことが少しずつ実を結びはじめた。noteも、写真も、旅も。

誰かに笑われるのがこわくて勝手に諦めていた夢が、少しずつ形をおびてきた。

1年前の私には、カメラマンとしてお仕事をいただくことも、人の目に触れるところで文章を書くことも、夢のまた夢だった。それが今は叶っている。

次の大きな目標に向けて、しばらくはふんばりどきだな、と思っている。

新しい服を買いに行く余裕すらなくて、おしゃれリーダー的ポジションの先輩からは「最近の服装ギリギリすぎない?」なんて言われているけれど、あんまり気にはならない。

好きかどうかよくわからない流行のスカートを買いにいく時間があるなら、1枚でも多く写真を撮りたい。レタッチをしたい。または絵を描きたい。「27才だしこのくらいのブランド持っといた方がいっか」みたいな見栄でバッグを買うくらいなら、旅の資金にまわしたい。またはiPadを買いたい。

今はそういう時期なのだ。


今はもっと走りたいから、「がんばれ」が嬉しいです。


サポートいただけたら、旅に出たときのごはん代にさせていただきます。旅のあいだの栄養状態が、ちょっと良くなります。