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なんで有料note書かないの?という質問への、私なりのお返事

なんで有料noteを書かないの?と聞かれることがちょくちょくある。

「旅の資金、稼ぎたいんでしょ?」
「FUJIFILMのカメラ買ったせいでお金ないんでしょ?」
「せっかくnoteは有料にできるんだからもったいないよ!」

うう・・おっしゃるとおり・・。
みんなが親切心からアドバイスしてくれていることはわかってる。そしてそのアドバイスは的確だとも思う。

だけどとりあえず、「収益」を目的とした有料noteは書かないつもりでいる(過去に1度だけ、ごく個人的な内容だったため、誰が読んだのか把握したくて100円にしたことはあります)。


少し前に、こんなツイートをした。


私にとってnoteのアカウントは、本のような存在だ。

私のアカウント(またはマガジン)が1冊の本だと考えたとき、私は自分のアカウントをエッセイの棚に置きたい。置いてもらえる存在になりたい。

それがときによって小説だったり、写真集、旅行雑誌のコーナーに行けたとしたら、それも嬉しい。

だけどたぶん、自己啓発やビジネス書の棚には、あんまり興味がないのだ。それは私が目指す場所ではないな、とつねづね思う。昨日HOW TO記事を上げた直後に何をのたまう、と思われるかもしれないけれど。

誤解しないでほしい。私以外のほかの人が有料noteを書くことや、自己啓発・ビジネス書みたいなコンテンツを書くことについて、1ミリも否定はしない。むしろその逆で、素直にすごいと思っている。自分にはない情報をもっていて、自分には書けない文章を書ける人のことが、うらやましくて、まぶしい。

ただ、今の自分が目指したい棚がそこではない、というだけの話。

もしかしたらこの先、目指す場所が変わることだってあるかもしれない。1つくらい、そういうマガジンをつくってみようと意気込むこともあるかもしれない。

ただ、今のところは。

誰の生活にも役にたたないけど、読んだらちょっとだけほっとするような、へこんだ気持ちがすこし上向きになるような、深夜に友達がつくってくれたココアのようなものを提供できればと思っています。

サポートいただけたら、旅に出たときのごはん代にさせていただきます。旅のあいだの栄養状態が、ちょっと良くなります。