YURIE OSHIMA

小売業関連サービスのUXデザイナー/サービスデザイン勉強中。2019年Xデザイン学校ベ…

YURIE OSHIMA

小売業関連サービスのUXデザイナー/サービスデザイン勉強中。2019年Xデザイン学校ベーシックコース、2018年ビギナーコース修了/プライベートは演劇、北海道とチェコを旅してます

最近の記事

UXデザイナーが、「UXデザイナーのオファー」について思うこと

インハウスのUXデザイナーをしております。 「UXデザイナーを採用したいが、採れない」 「UXデザイナーのオファーで面談するが、こちらの要望と候補者のやりたいことが合わない」 といった企業さんがいらっしゃれば、僅かながら一助となれたらと思います。 あくまでも、1人のUXデザイナーとして、 私自身が触れた範囲でのオファーやカジュアル面談の経験から思っていることである、 ということはまずお伝えしておきたいと思います。 私が感じているのは、 「本当にやりたいのは”UXデザイ

    • UXデザイナーとして「エンゲージメント」について考えてみた

      ユーザー・エクスペリエンス=UX。 カスタマー・エクスペリエンス=CX。 すっかりよく見るようになりました。 解釈がどうあれ、特にWeb・ITサービス界隈では随分耳慣れた言葉になったと思います。 加えて、「顧客エンゲージメント」「カスタマーエンゲージメント」という言葉。 このところ、デジタルマーケ・DX系セミナー周りでよく見るようになったなあと感じます。 言葉自体は10年以上前にマーケティング界で存在していたと記憶していますが、2000年代にFacebookの「いいね!

      • 授業後の懇親会の意味を体感した話。

        Xデザイン学校では、授業の後に有志と先生で飲みに行くことが通例になっています。 浅野先生曰く「飲み会の方が意味がある」。 その意味を、私は体では理解していなくて、「別のチームの人と話せたり、先生の話を聞けるなら、行った方が良いだろうな」くらいに考えていました。 今回ベーシックコースに参加した後体調を崩し、根性で授業は出たものの(それでも数回休んでしまった)流石に飲み会は無理…と、最初の1回目(か、2回目まで)くらいしか参加していませんでした。 そして前回、1/25(土

        • 私は”カレーうどん”を生み出せない-Xデザイン学校ベーシックコース

          いま受けているXデザイン学校のベーシックコース、とてもハードです。 講義内容について振り返るnoteを、ほとんど書けていません。 今回、病気をしてしまったという事情がありつつも、それにしても書けていない。 講義のグループワークでも、「何故できないのか」「ビギナーで初学とはいえ学んだのに」と、チームメンバーに申し訳ないばかりなのです。 良いアイデアが出せない。 何故なんだ。勉強しているのに。 考え続けていました。 ニュータイプ、アフターデジタル、VISION DRIVE

        UXデザイナーが、「UXデザイナーのオファー」について思うこと

          Xデザイン学校ベーシックコース #04

          こういうことを言うとネガティブかもしれないけれど、私自身が30年以上自分自身と付き合ってきて感じるのは、 「自分が感覚的な人間であること」です。 これは、自分がアーティスティックとかそう言うことでなく 「論理的な考えかた、言語化が苦手」という、 いまビジネスにおいて重要とされることに対して、弱みを持っているということなだけ。 生きづらいです(笑)。 瑣末な前提を置いておき、 山口周さんには落合陽一さんとの対談記事を読んだ時(https://forbesjapan.com/

          Xデザイン学校ベーシックコース #04

          2019年Xデザイン学校ベーシックコース #02

          25日に初めてのLTでの登壇を控えていて、余裕なくnoteが書けませんでした。 書け(書き留められ)る範囲で、まずは書いておきます! ベーシックコース2回目。まだYahoo!さんのオフィスまでの道がおぼつかない。もっと早く家を出ることにしよう。 チーム分けから講義の前に、まずはグループ分け。4名、または5名で8チームになりました。 私はDチーム。 一年間、一緒に学んでいく方達。宜しくお願いします! やったこと・ビジネスインタビュー ・ビジネスモデルキャンバス(As-Is

          2019年Xデザイン学校ベーシックコース #02

          「チケットが全然!当たらないよ!」問題を数字から見てみた

          チケットの問題といえば、「高額転売」と「全然当たらない!」こと…。 サイトが使いづらいとかどうでもいいレベルでこれ。 ほんこれ… 実感としても、明らかに以前よりも当たらなくなっていると思います。 音楽配信サービスの台頭でCDが売れなくなるなか、ライブ公演やフェス、イベントがどんどん開催されるようになり、 演劇でも2.5次元舞台のような新しいジャンルも出てきたし、公演自体は増えているのでは?と思ったけれど、 今のエンタメ業界の市場規模って、どうなってるの? 気になって、数字

          「チケットが全然!当たらないよ!」問題を数字から見てみた

          2019年Xデザイン学校ベーシックコース #01

          昨年のビギナーコースに続き、さらに学びを続けるべく今年はベーシックコースを受けることにしました。 ビギナー受講中は殆どブログが書けなかったので、今回はとにかくアウトプットを心がけようと思います。 ビギナーコース振り返り最初に、軽くビギナーコースを振り返ってみます。 2週に一度、2.5時間を全10回。 UX概論 ビジネスモデルキャンバス エスノグラフィックインタビュー 上位下位関係分析 ペルソナ/シナリオ 構造化シナリオ コースを受けたことで、「自分の立つ場所とアンテナが

          2019年Xデザイン学校ベーシックコース #01

          6月14日、「チケット不正転売禁止法」施行。嬉しいけど「そうじゃないんだよ」と思っていること

          6月14日に、チケットの高額転売に対する法規制が始まります。 待ちに待った、いわゆる「ネット上のダフ屋」への取り締まりがようやくかかることになります。 なおこの法律の内容解釈については、以下の2コラムを参考にさせていただきました。 すごく分かりやすくかみ砕いてくださっていて、私のような素人も理解することができました。 "「ついに成立した、チケット高額転売規制法を概観する」─弁護士 福井健策さん(骨董通り法律事務所 for the Arts) https://www.ko

          6月14日、「チケット不正転売禁止法」施行。嬉しいけど「そうじゃないんだよ」と思っていること

          CX DIVE 2019 - ②

          CD DIVE 2019の翌日は、レ・ミゼラブルのプレビュー公演へ。   CX DIVE 2019オープニングセッションで鈴木(おさむ)さんが「優れたコンセプトの場所は、「そこに行くこと」さえ楽しませるもの」とお話されていました。   この日は私にとって人生初のレミゼ。 チケットを手に入れてから、この日がずっと待ち遠しかった。 まさに絶好のコンテンツ体験の機会。 せっかくのレミゼ、CX DIVE 2019で学んだことを照らし合わせて体験してみることにしました。 日比谷・帝国

          CX DIVE 2019 - ②

          CX DIVE 2019 - ①

          ずっとモヤモヤしていた人のためのサービスなのに、何故「感情」を無視しているの? Q.何故それを選ぶの? A.好きだから。 例えばそういうシンプルなことを、何故「論理的でない」と切り捨てるの? 情熱 好き 信念 共感 喜び 数字では表しづらいけれど、人の中に絶対に存在しているものがあるのに。 あなたのことは、全て数字で表せるの? 施策や合意形成の会議や会話、仕事のあちこちで燻っていた気持ち。 きっかけ安西 洋之さんの記事に出会い、 「突破するデザイン」(ロベルト・ベル

          CX DIVE 2019 - ①

          Xデザイン学校ビギナーコース、修了しました

          浅野先生、ありがとうございました! 今日は課題を提供してくださった企業様をお招きして、最終アウトプットのプレゼンをしました。 グループのみんなと、今自分達にできる精一杯をつめこんで臨みました。 ビジネスモデルについての浅野先生からの講評を伺いながら、 ・それに答えるための情報はない。聞けていなかった ・それを考えるための素材を聞いていない ・そんなところを聞く意識を持っていなかった がポコポコと浮かびました。 一番最初の、ビジネスインタビューで聞かなきゃいけなかっ

          Xデザイン学校ビギナーコース、修了しました

          学ぶと、前には困難ではなかったことが、困難として現れるものなのかも

          Xデザイン学校で学んでよかったことの一つは、ビジネス視点(意識)を持てたことだと思います。 以前の私 「ビジネスについては、あっち(事業側)にお任せしよう。 私はそれを届けるためのLP、UIを作ろう。お客さんをお店までは連れてこよう。居心地の良いお店にしよう。 だから私はユーザーのほうを見ていなきゃ。あとは事業部さん頑張って!」 現在の私 「そのビジネスモデルで本当に大丈夫?お客さんは、誰?私たちはお客さんでないから、お客さんを知らなきゃ。それに合わせたプロダクトを考えな

          学ぶと、前には困難ではなかったことが、困難として現れるものなのかも

          終わらせなければ次は来ない。-Xデザイン学校ビギナーコース2018

          いまの自分 外化を避け続けてきました。 自信の無さの表れ。「きちんと書ききる」ことがとても苦手。 ただ、以前はよく文章を書いていました。それこそmixi時代は、長い日記もよく書いていたし、facebookでも日/英で書いたりアウトプットは良くしていたように思います。 苦手になったのは、まず最初に「わかっていない自分」に気づいたからだと思います。でも実は、頭のなかでは形になっていると感じるし、理解したと感じている。 ただ、いざ「文字にする」「言葉にする」としようとしたとき

          終わらせなければ次は来ない。-Xデザイン学校ビギナーコース2018