Xデザイン学校ベーシックコース #04

こういうことを言うとネガティブかもしれないけれど、私自身が30年以上自分自身と付き合ってきて感じるのは、
「自分が感覚的な人間であること」です。

これは、自分がアーティスティックとかそう言うことでなく
「論理的な考えかた、言語化が苦手」という、
いまビジネスにおいて重要とされることに対して、弱みを持っているということなだけ。
生きづらいです(笑)。

瑣末な前提を置いておき、
山口周さんには落合陽一さんとの対談記事を読んだ時(https://forbesjapan.com/articles/detail/20919)から注目していたこともあり、授業で「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」が取り上げられたことはとても興味深かったです。

Xデザイン学校で教えていただいている浅野先生からいただいた言葉で日々意識しているもののうち、一番大きいのは「スキルを学ぶな」ということです。
これを意識することで何が変わったかというと、自分の目の前に何か現象が現れた時に、「表層はどこまでか、その奥にあるものは何か」を分類しようとする行動が自然に取れるようになったこと。
便宜上、奥にあるものに対し「本質」と自分では呼んでいます。
呼び方は何にせよ、「分ける」ことを意識するようになったと思います。

今回の授業において「概念化」について改めてワークを伴って向き合い、その難しさと、同時に概念化が意味する「ものの見方」と共に、今自分が見たいと思っていることが紛れもなく「概念化」であることに気づくことができました。

大げさに言えば、「人間は物質的に満たされた現代において、なぜ満たされていないのか」を理解し、それを第三者に伝えられる言葉を得ること。

現在、実際にニュータイプの時代を読み進めていて、内容には発見と賛同を覚えるのですが、
「この画期的かつ、ごくごく自然に腹落ちする考え方を、本書の中でオールドタイプとされている人たちにどう伝えられるのか?」
の方が、自分にとってはとても大きな課題です。
なぜなら、この書籍においてオールドタイプと類される方々は、自分たちがオールドタイプとは明らかに思わないはずだからです。

「人に気づきを与える」

時代に左右されない視座とも呼べそうなものを習得しようとする私たちは、そうではない人たちにそれを伝え、気づいてもらう必要があるのだと考えています(ただし、人が人を変えることはできないので、あくまで「(変わらなくちゃいけないんだ、と思うくらいの)気づき」を与える)。

Xデザイン学校の授業では、チーム内でのディスカッションから見えること、先生の言葉から見えること、他のチームのアウトプットから見えることと、刺激がありすぎて書ききれないのが正直なところ。

今自分の中にあるものを、とにかく書き留めている状態ですが、
今思うことは、「自分が学びたいと思い、大切だと信じていることを学べる場所にきていること(これは数野さんのnoteからもらった言葉!)」。

今必要なのは、そうして学べたことを「自分の言葉にすること」。
伝わる言葉にできること。

表層的なことは「理解できる、できない」「良い悪いを価値観で判断できる」もの、でも、本質的なことは例え顕在的には理解ができなくても「なんだかざわっとする」もの。

仕事に活かすために学んでいる以上、アウトプットがビジネス的に優れていれば良いのだけれど、
今はそれよりも身につけるべきことがある。クオリティで断罪されない此処だからこそ、没頭できること。

「概念化」は、明らかに此処から体で学び取る叡智の一つ。

実は今、自分からサービス提案を2件行なっています。
周りから共感を得ること、「なぜ自分がこのサービスを提案しているのか」に対して、自分自身が改めて意味を自覚すること、他者から理解を得ることの難しさに直面しています。

ビジネスを考えている、やっていると、Xデザイン学校で学ぶことはより「効くー!」と思います。

まとまりがないですし、チームで行なったワークがとても充実していたので、それについて書き足したいなと思いつつ、
今思えること、自分にあることを書き留めました!まずはそこ!

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