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子供が選択したマークシートの答えで救われた件

子供は4月から高校生。第一志望に落ちて第二志望に春から行く予定だったが、コロナで行けてない。
ある夜、ダンナの声が子供部屋からきてきてとするから行ってみたら、机の上にマークシートが置いてあった。
子供はお風呂中。

マークシートは高校から送られてきた進路調査書らしく、どんな学部に行きたいかとか、得意教科は?とか質問が並ぶ。

ダンナが指差すここ、ここのとこをふむふむと読んでみると、あなたの親は高校進学の際あなたを理解していたか?という問いが。。。

ダンナ:どれ選んどると思う?
私:まあまあ理解してるとか?
  3番かな?


高校受験は、子供の学力ではちょっと難しいが頑張れば手が届く高校を本人が選んだので、後悔しないようにそこにしなよって受験させた。

合格発表の日、中体連の地方大会でさえ休んで見にきてと言わない子供が、仕事を休んで一緒に行って欲しいと言ってきた。
自信ないんだなー。
イヤな予感。。。
そして、落ちてた。

帰りの車に乗り込んだ時、
ママ、ごめんねって言われた。 
何かなにか言わなきゃ。
でも、何も言えなかった。

おもいっきり勉強してるのかと問えば
ゲーム何時間もして
とりあげたりもしたし、
部屋で何やってるのか全然わかんない状態。
でも、なるべく部屋に入らないようにして、
息子のプライベートは守ってるつもりだった。

息子にこの学校に行くと言われたのは第一志望高校が落ちたとわかってから。
え?
違う高校行くってゆってたじゃん。
でも、本人ともう一回話し合って
ダンナにも電話かけて話して決めて、
その日に入学確約のためのお金を高校に払いに行った。

この高校に行くんだ。

でも、本人が行くという気持ち最優先で決めたから、そこだけは後悔して欲しくない。
それが何もアドバイスできない親からの唯一の心のなかでのお願いだった。

すべてが手探り。
すべてが初めて。

本当に長く生きてる割には素敵なアドバイスが全く出来なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

でも、アンケートのマークシートに
息子は
1番.親は完全に自分を理解してくれている
に丸をつけてくれていたのだった。

子供って本当にありがたい。
このマークシートの丸で私は救われた。

あと親が出来ることと言えば、
授業料、定期代、部活等に必要なお金を
稼いで、燕の親みたいにせっせせっせと子供に渡す事だけ。

とりあえず、明日も子どもの弁当を作り、
はよおきー、はよおきーと叫び、
働きに行きますか。

おやすみなさい。