流行り次第で使い得デッキを考える

この記事は「Weiß Schwarz Standard annual calendar 2024」4月の記事です。(?)

今までの記事はこちら↓

今回の記事の目的

・スタンダード構築で、流行り次第で握ったら強そうなデッキを考える
・↑メタカードの部分を除いてデッキの中身が固定化されがちなデッキを主に考える
・自分の今の考えもざっくりとメモする


(筆者はしろくろフェス2024には出ないのですが、
「出場出来たとすれば何を使おうと考えたか?」
が裏テーマですかね…)

 この記事の前提

筆者は7年ぐらいスタンダード構築を考えてはいるものの、年単位で対人戦をしていないので(主に荒唐無稽なコンボ見逃していないかを考えている)、

この記事がどの程度信頼に値するものなのかはわかりかねます。

それに、丸々50枚コピーして使えば最強です!!!!!といったレベルで完成したレシピを今回の記事では紹介しません。(机上論叩き台レベルのレシピすらも)

デッキログ、YouTube、X(旧Twitter)を用いて今回紹介したデッキ系統のレシピを探して参考にしてください。

「ws スタン」「ヴァイス スタン」「ヴァイスシュヴァルツ スタンダード」とかで検索したら何処かのプレイヤーとかが引っかかったりして辿り着けるかと思います。

探せぇ!大体のカードのデッキは何処かに叩き台以上のものがある(?)

イクノ+α

ネタデッキで一生使うので禁止にならないで(なりそう)

はじめての海 イクノ(FXX/S57-092)最後の時間 たきな(LRC/W105-092)をスタンバイCXによりレベル0、レベル1の段階で複数枚出すことによりストックを一杯溜めて、フィニッシュやメタカードへのアクセスを気軽に行うデッキ系統です。

 イクノ等を複数枚出してストックをアタック無しでも4枚以上溜める動き自体を咎める方法はほぼ無く、あってもあまり効果を実感出来ない方法しかありません。(筆者の知る限り)
 そのため、フィニッシャー側を咎めるのが一番わかりやすく効果的なのですが、このデッキタイプは極論、フィニッシャーがなんでも良く、避けようと思えば避けられるので、咎めるのが難しいです。
 そもそも、一般的なメタカードだった場合はメタカードへのメタカードを採用すれば、ストックが溜まりやすいこのデッキ系統ではメタカードへのアクセスも非常に簡単なため、あまり効果がありません。

 上記の理由等から、
アンフェアデッキを除き、対スタンダード構築においては、結果が今一番出やすいデッキ系統だと思っています。

これで済ませようかと思ったけど流石に雑過ぎたので

オルステッド/プリシラ

今は微妙

【永】 このカードの正面のキャラに、次の能力を与える。『【永】 このカードの正面のキャラのレベルがこのカードのレベルより高いなら、このカードはフロントアタックできない。』

画像を掲載した2種類のカードに共通する上記のテキストに加え、『Su』の使い手 グッチョ(JJ/SE42-08)等を駆使しアタックによるストック増加を阻害し、相手より先に何らかのフィニッシュ手段で勝ち切るデッキ系統です

 今現在は後に紹介するループ系のアンフェアデッキに加え、アンフェア"っぽい"デッキ系統である「イクノ+α」等の影響で、使用プレイヤーを見ないデッキ系統になっています。

 しかし、スタンダード構築ルールでは、ほとんどのネオスタンダード構築/スーパーネオスタンダード構築は使用可能なので、その辺りのデッキを使用するプレイヤーのことを考えると、このデッキ系統を選択するのもありかもしれません。

あやめ連パン

一生握るデッキの選択肢に入れても良いと思う

 有名だと思っていますので、コンボ概要は省略させていただきます。

 ホロライブのカードだけでも戦えるとは思いますが、相手への対応が全く無いと、相性が悪いデッキにはちゃんとボコボコにされてしまいます。
多くても《ホロライブ》軸までが限界だと思います。

 特に、オルステッド/プリシラ系が苦手なんですが、上記の通り、今は全然使われておらず、有名かつ苦手なデッキが一つ減っている環境です。
 それに、時間がかかる中途半端なアンフェアデッキや、前列を1列以上空けることになる「イクノ+α」に、ダメージレース勝負を押し付けやすいと思います。

 机上論人間なので、実際間に合うかどうかまでは確認出来ていないんですが、自分は候補の一つには入れたいと思う、ポテンシャルを持ってるデッキです。

ループ系

 邂逅

今年が最後の年(になれ)

 手札、レベル、控え室に1枚ずつあるとストックがある限りループできて、どんなカードでもレベル置場を経由して控え室から手札に加えることができます。
 そのため、ストックが余るようなデッキでも回収システムとして入ることがあります。

 手札に加えるカードを、ストックを2枚増やしながら何かできるカードにすることで、「何か」を無限回行うことも出来ます。

 その何かを勝利に繋げるか、ストックを増やさなくても気軽に勝利を目指せるカードを採用するタイプの未来との邂逅(TSK/S82-095)デッキは、
相手の倒し方(ルート)がほとんど決まります。
 プレイ難度が比較的低めで、環境読みの方に時間を割けるので、候補にしていてお得枠だと思います。

 ミッシェルシール

お前、しぶとくないか?

 このカードが手札から舞台に置かれた時、すべてのプレイヤーは次の行動を行う。『あなたの思い出が5枚以上なら、あなたは自分の思い出置場のカードを4枚選び、それらのカード以外の自分の思い出置場のカードすべてを、控え室に置く。』

 と、書かれたカードと組み合わせることで
メリット・メリット・キル手段が書かれているミッシェルシールを連打するデッキです。

 練習すればするほど上手くなる、結果出してからもしぶとく生きているのでこれからも息が長そう、ちゃっかり強化もたまにある、《音楽》の将来性ありすぎ……などの理由からアンフェア系統を候補に入れるのなら挙げざるを得ないデッキかなと思います。

意識外のデッキを使う(ほぼ無理)

 環境で何が流行り、何の警戒が薄れているかを見極め、

・キル性能は一級品だが、一般的なメタカードに弱過ぎるデッキ
・効果的過ぎるメタカードが存在していてそのカードの採用が怖くて使用をやめてしまうようなデッキ
などの、大会という舞台で戦えるポテンシャルを持っていると思われるものの、相手側に使われるカードを理由に使用者が少ないデッキ を
選び抜く。

練習相手=大会で当たる相手みたいなところがあるスタンダード構築では中々難しいデッキ選択の仕方かと思います。

あやめ連パンが従来だとこの枠の一種、だと思うのですが、オルステッド/プリシラの気配があまりにも薄いので、今は別枠にしてもいいかなと思いました。


後書き

 今回、計6種のお得そうなデッキ選択肢を紹介させて頂きましたが、
3種ぐらいは次なくてもおかしくないぐらいには、大会ごとに流行るデッキが違うルールなので、
参加したら楽しそうだな、と思った方はスタンダード構築を組んでみてください。

デッキ作る際に役立つ記事を色々と書けているつもりです。

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