このnote記事は、スタメンnoteリレーの11日目です！

スタメンは今年初めて、2つの大規模デザインカンファレンスにゴールドスポンサーとして協賛し、登壇とブース出展を行いました。

• 日本最大級のデザインカンファレンス「Designship 2023」

• BtoBビジネスとデザインをつなぐカンファレンス「SaaS Design Conference 2023」

デザイナー職としては初めてのスポンサー、登壇、ブース出展。たくさんの貴重な学びを得たので、振り返りとともに詳しい内容を皆さんにシェアします。
これからカンファレンスへの協賛を検討している方や企業様がこの記事を参考にしていただけたら幸いです！

簡単に自己紹介

スタメン1人目デザイナーのきよしです。2023年1月からコミュニケーションデザイン室を立ち上げました。たまに趣味でデザイナー向けイベントを開催します。
人とお話しするのが好きです。イベントで↑のアイコンのバッジやグッズを見かけたら、ぜひ声かけて欲しいです〜！

概要

今回のゴールと狙い

今回のブース出展・登壇のゴールを下記に設定しました。

• スタメンという会社を、できるだけたくさんの人に知ってもらうこと

• 関係が継続する接点を持つ=デザイナーで運用しているX（Twitter）をフォローしていただくこと

スポンサーに東京の有名な企業さんたちが名を連ねるなか、私たちはまだまだ全然知られていない。他の企業さんに埋もれない、インパクトを与えたい。会社やサービスを知ってもらいたいけど、情報を一方的に押し付けるのではなく楽しいポジティブな思い出になるような体験として提供したい。せっかく出会えた方々と関係を継続したい。これらの狙いを実現するための場づくりを目指しました。
本格的な準備は、2ヶ月前から始めました。

当日の様子

ブース出展

ありがたいことにたくさんの方がブースを訪れてくださいました🙌

ブースでは催し物として下記を用意。
①X（Twitter）フォローでスガキヤorしるこサンド（名古屋みやげ）プレゼント
②スタメンの事業TUNAGの機能のひとつ、サンクスメッセージをリアル化したカードをプレゼント

説明的なものはやめて、どれにしようかな、誰に送ろうかな、なんて書こうかな、喜んでくれるかなという時間のエモい感情を体験してもらうことに絞りました。

登壇

登壇者が当日インフルエンザにかかり、来ていたCEOに急遽代打をお願いするというハプニングがありましたが…それ以外はトラブルなく発表を終えることができました。
CEOの大西が登壇したトークセッション「カルチャーデザインが組織にもたらす影響」は、立ち見の人もいるほどたくさん人が集まっており、ハッシュタグも盛り上がっておりました🙌

成果

両方のカンファレンスを通して
デザイナーのTwitterアカウント、フォロワーは180人増の243人になりました！
また、セッションを聞いて興味を持ちカジュアル面談のご連絡をくださった方もいました。

さっそくKPT全部見せ👀💥

うまく行ったように見えるかもしれませんが、反省点・改善できる点は盛りだくさんです。
まずはKPT（良かったことと継続すること、解決すべき課題、次に試してみること）シートを全部見せます。どうぞ🤲

いくつかピックアップしてご紹介します！

[Keep]お菓子＆お土産は交流のきっかけに活躍した！✨

名古屋から来ていた企業が多分私たちだけだったので、他社さまとの差別化のために今回は名古屋推しで行きました。名古屋みやげのスガキヤとしるこサンドを持っていきました！
ブースで、X（Twitter）をフォローしてくれたらスガキヤ1こかしるこサンド2個をプレゼント。東海圏出身の方は「懐かしい」、そうでない方は「お土産でもらったことある！」「MoMAにあるラーメンフォークなら知ってる」「初めて聞いた、名古屋では有名なの？」とお話ししてくださり、どなたとも会話が盛り上がりました！スゴイ！ ラーメン配ってる会社なんてうちくらいだったので、数あるブースの中でもきっと記憶にも残ったんじゃないでしょうか。🍜

[Keep]ピンバッジを作って、フォロワーさんと交流できた！✨

ライトに自社グッズを作りたいな〜と思い、100円ショップのキットを使ってピンバッジを作りました。インクジェットプリンターで紙に印刷し、シールでくっつけるだけなのでとても簡単です！ついでにSNSアイコンも作ってみました。SNSで繋がっている方に声をかけていただけてよかったです。NFCタグを裏に仕込んでもいいかも。

[Keep]アイロン、地味に大事！✨

以前、営業部が少人数で展示会に出展した際、様子をTUNAG（自社で開発しているコミュニケーションツール）にアップしてくれていたのですが、テーブルクロスの畳シワがくっきりついてシワシワで、そこにしか目がいかないwと思ったのでアイロンを持って行きました。（営業部メンバーのおかげ。ナイス共有👍）
他のブースの方にもお貸しして、会話が生まれました😊

[Problem]情報導線の設計が甘かった💦

デザインシップでは、ノベルティを渡した後に「それで、何をやっている会社ですか？」「TUNAGの資料ありますか？」と言われることが多々ありました。
そりゃそうですよね、スタメンって名前でラーメン配ってるから、インパクトはあるけど何している会社かわからないwラーメン屋さんだと思われてる可能性もありますw
反省を活かし1ヶ月半後のSaaS Design Conferenceでは大きなTUNAGの説明パネルを持って行きました。

[Problem]大量の段ボールをどうするか考えてなくて予想外のコストが発生した💦

スガキヤなどのノベルティをたくさん搬入したのはいいんですが、「空いた段ボールをどうするのか」までは考えが及んでおらず…

スガキヤなどのノベルティをたくさん搬入したのはいいんですが、「空いた段ボールをどうするのか」までは考えが及んでおらず。会場に問い合わせたところ、回収は行なっていないようでした。
他社さんはどうやってたのかわからないんですが… 私たちは手で名古屋に持って帰るわけにはいかなかったので、結局什器たちと一緒に全部会社に送りました。
なんと5000円近くもかかってしまいました。
日頃からコスト意識高く気をつけているぶん、どうせ処分するダンボールを東京から名古屋に送るために5000円のコストは悲しすぎる！！！！！

[Problem]入稿のチェック体制が不十分でミスが2度あった💦

担当者が1名で複数の入稿作業を行なっていたため、ミスが2度ありました。複数対応するとオペレーションミスが生まれやすいし、近視眼的にもなり普段はしないミスをすることは誰でもあります。問題は人ではなく体制。それ以降は必ずもう一名がチェックに入るようにしています！

[Problem]配送の日時指定ができないことを知らず直前で慌てた💦

スケジュールが迫っていたので、ある印刷業者から会場に直接配送しようと思ったら、その印刷業者ではカンファレンス運営から指定された日時にぴったりに送れないということが直前でわかりました！🙀慌てて日付指定できる業者を探しなおし、なんとかなりました。
また、「フォローで名古屋土産プレゼント！」パネルは、前日にアクセアさんで入稿し直接搬入しました。注文から当日3時間後対応とかしてくださるのは本当にありがたく、心の支えです。

[Try]登壇内容を事前にnoteに書いておき、発表したらすぐに投稿する🔥

イベント後のことまで頭が回っておらず、登壇内容についての記事がすぐに出せませんでした。他社さんは登壇後すぐ出していらっしゃってさすが…と思いました。次は事前準備します✅

[Try]登壇・SNSプロフィールと当日の服装をなるべく一致させる🔥

登壇者プロフィールやSNSアイコンと当日の髪型・服装が一致しているとすぐ「この人だ！」ってわかりますよね。今は登壇者プロフィール（写真）、SNSアイコン（イラスト）、実物全部ビジュアルがズレてるので、完璧に統一とまではいかなくても分かるようになると良さそうです。

[Try]NFCタグをうまく活用してスマートに交流する🔥

SNSで繋がる際、スマホのカメラでQRコードを読み取っていただきましたが、NFCタグを活用すると、X（Twitter）やWebサイトへの案内がよりスマートにできそうなのでやってみたいと思いました！（👇先日イベントで本物見せていただきました。スマートだしカワイイ！）

[Try]登壇でフロアを沸かせる🔥

普段小規模のイベントのLTでは、台本はほどほどに自由に喋っていますが、カンファレンスではめちゃくちゃたくさんの人が見てると思うととても緊張して、いらんことを口走ってしまうのが怖くて、台本を読むだけの発表になってしまいました。
内容は悪くなかったとは思いますが、自分自身が楽しく発表できなかったです。
一方で他のスピーカーさんの発表は、聴く人を笑わせたり、考えさせたり、「人を動かす」素敵な発表をされていました。
そんな「人を動かす」発表を私もできるようになりたい！と思ったので、またチャンスを掴んで挑戦します！

[他社さんからの学び]助太刀さん

みなさんお揃いの衣装が、サービスの世界観とマッチしていてとても素敵でした！！職人さん✨ブースやノベルティも、「え、これなんですか？」と自然と聞いてしまう仕掛けが楽しかったです。私たちも、「スタメン」っぽい格好を模索して行きたい…🔍

振り返り、全てを学びに変える

初めてのカンファレンス協賛は、とても価値のある経験になりました。
カンファレンス協賛は、お金も工数もかかる大きなチャレンジ。いつやるのがいいのか、いくらかけるのがいいのか、誰かが正解を持っているわけではありません。
だからと言って、やりきってハイになって、「終わりよければよし…🍺」でもありません！よかったことは称賛しつつきちんと反省点に向き合い、失敗という資産を活かし尽くす。成功も失敗も全て学びに変えて自分たちで正解にしていくことがとても大事です。

さいごに

カンファレンスへの協賛からも分かると思いますが、今年から、デザイン組織の拡大により力を入れています。
成長を続けている会社と事業TUNAGではありますが、より多くの人へサービスを通して感動を届け、幸せを広めるという企業理念を実現するため、非連続な成長を続けていくことを重要視しており、そのために開発組織とデザイン組織をより強くすることにアクセルを踏み始めております。
私はスタメンもうすぐ6年目になりますが、今が一番変化がある、変化を起こせる面白い時期だと思っております！この面白いタイミングで、一緒に会社・サービスの推進を行なっていきませんか？
ぜひカジュアルにお話しさせてください🙌転職意欲がそこまで高くなくても、ちょっと話聞いてみようかなという温度感でも構いません。ご連絡お待ちしております✨

CEOへのインタビュー記事もぜひご覧ください。

スタメンのカルチャーやデザイナー組織について詳しく知りたい方は、下記サイトをご覧ください。