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人生のビジョンと目標設定の研修を受講者としてやってみた。

あけましておめでとうございます!

2024年がスタートし自身の目標を考える人も多いのではないでしょうか。
去年掲げた目標を覚えている人はいますか。目標に対してどのくらい達成できたか振り返ることはできたでしょうか。

私は去年の年始に自分の目標を明確に立てることができずにスタートしてしまったことでゴールが見えないまま暗闇を走り続けてしまったなと反省しています。

今年はもう少し長期視点から人生の理想の状態を言語化し、理想の自分に近づけているかを振り返られるように明確にしようと決意し、新入社員研修で使用している人生のビジョンと目標設定のワークをやってみました。
※研修資料を一部抜粋しています。

このnoteは新年の目標設定をするにあたりどのように目標設定をしたらいいかわからないという人に向けて、弊社の新入社員研修で使用しているワークを紹介しながら一緒に解像度を上げていくことを目的としています。


1.WHY:なぜ目標設定が大切なのか

目標設定をすることがどうして大切なのか考えたことはありますか。

目標を正しく設定することは、下記のようなメリットがあります。
・やるべきことが明確になる
・迷いがなくなる
・最適なアクションができる
・時間を有効に活用できる
・なりたい自分に早く到達できる


人には誰しも理想や憧れがあります。
「綺麗になりたいな」「仕事ができるようになりたいな」「高級なバックが欲しいな」「海外に行きたいな」…。

そして、ひとつ願いや望みが叶うとさらに新しい願いが出てきます。
「もっと綺麗になりたい。」「もっと大きな仕事がしたい。」「もっと高級な時計が欲しい。」「もっとたくさんの国に行きたい。」

だけど、願いや望みに対して、どうしたら実現できるかを考え、実行し選択できる人、そしてそれを継続し続けられる人は少ないです。

それは、なぜか。

理想の状態を実現するために必要なことがなにか分からない(解像度が荒い)、理解していても意志が弱くラクな方を選択してしまうという人が圧倒的に多いからです。

今回のnoteでは、自分の理想の状態を実現するために必要なことを明確にするためのワークを紹介します。

2.ACTION:ワークを通して目標への解像度を上げよう

work-1 あなたの人生の満足度を知ろう(15分)

一つ目のワークは8つの観点で人生の10点満点の状態を定義し、現状の自分の状態に対して採点します。1項目あたり2分くらいで深く考えすぎず、感情のままにパッと思いつく理想を書き出しました。

そして現在の自分がどの地点にいるかを星のスタンプを押してグラフに落とし込みました。

work1あなたの人生の満足度を知ろう

私の場合、お金・遊び・暮らしについては2-3点と低く、仕事・健康・感情・人間関係と自己成長に関しては4-5点くらいと理想の半分くらいは実現できていると理解できます。

10点の満点の状態を定量で置いているわけではないので、自分の感覚で採点して問題ないです。

work-2 自分をもっと理解しよう(10分)

二つ目のワークはWILL(やりたいこと・なりたいもの)、CAN(できること、強み)、MUST(すべきこと)の観点で自己理解を深めるワークです。

それぞれの項目を3分ずつ、思いつく限りたくさん考えて付箋に書いて貼りました。このワークも定量にこだわらず定性的なものでもいいので自分の内面と向き合う時間にしています。

work-2 自分をもっと理解しよう(10分)

私の場合、それぞれの項目で5~6個くらいは出しました。WILLにはマズローが提唱した5段階の欲求でいうと社会的欲求と、誰承認欲求、自己実現の欲求が混在しています。CANは幼少期の原体験や、起業の経験で得た価値観が反映されていて、MUSTは今の自分に足りていないことが顕著に現れています。

work-3 人生の目標を明確にしよう(20分)

最後のワークは4章限を活用し人生のビジョンを明確にするワークです。①長期/定性②長期/定量③短期/定性④短期/定量の4つの軸で言語化してみました。

定性→定量に落とし込みという順番の方がより自分の理想の状態から逆算しやすいのでおすすめです。定量の部分はあくまでも目安で、時代や環境、立場の変化で変わってくるものという前提で置いています。

ここでようやく2024年の目標について考えることになります。

いきなり今年の目標を考えるよりも、理想の人生を言語化して、現状の自分を理解し、理想と現状のギャップを正しく認識した上で一つのマイルストーンとして考えることで、本気で達成したいと思える目標を置くことができます。

work-3 人生の目標を明確にしよう(10分)

私の場合、今年で29歳になるので30歳という節目までに組織の中での立場を向上させ、メンバーを巻き込み育成する力をつけることで組織作りの観点で最も社内で信頼される人物になること。

そして、やりたいことを我慢せずにできるような金銭的・時間的自由を得ること。組織としては、成長意欲の高い若者がどの環境に身を置くよりも最速最短で自己実現できる企業というイメージと実績を残すことを年内、そして2025年4月の誕生日までの目標に置きました。

長期の定量目標については、今、人事と言う立場でキャリアを積んでいく場合なので今後、もしかしたら事業側になった場合にはまた変わっている可能性もあります。

あくまで手段としての目標なので、①長期/定性を実現するために変わりゆくと思っています。

3.REVIEW:ここまでのワークを振り返ろう

さて、ここまでのワークで人生の満足度、自己理解、人生目標について考えてみましたがいかがだったでしょうか。毎月、新しく入社する社員に対して研修を行っている立場でありながら自分の人生の目標について、しっかり考える時間を作ることを先延ばしにしていた自分が今更ながらとても恥ずかしいです。

この年始に考えることができて改めていい時間でした。このnoteを書いている間に息子の面倒を見てくれているパートナーには頭が上がらないので今夜のご飯はご馳走することにします。笑

まだ今年の目標設定をしていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

次回のnoteでは、今日考えた2024年の目標を達成するために具体的にどんなアクションを起こすかの解像度を上げるワークをします。

そして四半期、月次、週次、日次で振り返りをして全ての目標を達成して2025年の元旦を迎えることをこのnoteで宣言します。

2024年も残り364/365日。悔いのない選択をして、理想の自分を手に入れましょう。最後まで読んでいただきありがとうございます。


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