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#月に行くならお年玉 キャンペーンから考察する額面の数字以上の付加価値


こんばんは、ゆるみな。です。

昨晩、株式会社zozoのCEO前澤友作氏がツイッターで始めた【総額1億円のお年玉】キャンペーンについて賛否両論の多くの意見が見られたのでとても感心深く動向を追っていました。

今回のような【現金プレゼント】という試みについて、良い機会なので自分の見解と考察を書き記しておこうと思います。結論から述べると「前澤さん、最高。人に夢を与え、お金について考えさせられる良い機会提供をありがとうございます。」です。

ちなみにたった1日で日本最高記録の292.4万件のリツイート67.4万件のいいね、フォロワー数は約53万人から337.7万 人にまで増加しました。(2019.1.6pm22:40現在)呟いてから僅か24時間でこの反響...。

この一連の騒動から私は二つのことを学びました。

一つ目は、同じ内容でも発信者に対する信用がなければ、受信者はそのキャンペーンや企画には安易に乗らないということ。下記のツイートは前澤さんがキャンペーンを始めた約1時間半後に呟かれたものです。

反応の違いは一目瞭然ですよね。前澤さんと同じ金額・同じ人数で期限と条件は多少異なりますが行なっていることに関しては二番煎じです。何もこの方のように便乗して現金を分配するのが悪いとは思いません。比較してバカにしているわけでもなく、顕著に表れている圧倒的な数字の差は何故なのでしょうか。

その答えは「人望」。

この人なら絶対行動してくれるという人望がなければ人々は「おいしい話」に対して疑い、警戒して反応しません。見ず知らずの誰かなら詐欺か嘘だと思ってスルーしているでしょう。

恐るべし、前澤さんの発言に対する信用度。

このツイートが前澤さんではなく私だったら絶対にここまで伸びていない。いや、前澤さん以外の人だったらここまで拡散されることはあまり考えられない。仮に1億円持っていたとしても、「そんなの嘘だろ。」「何か裏があるんじゃないか」と思われてお終いです。

たかがSNS、されどSNS。常に誰かに見られている社交場で「人望の厚い発信者」になることは今後個人の名前で仕事をしていく上で肝に銘じ、自分を律することを怠らないようにしたいです。

二つ目は、お金を「社会」や「夢」のために使うと宣言している自己中心的利他な人が多くて「発信者」の理想は伝染していくんだなということ。下記は前澤さんのツイートへのリプライや反応を見て私が感じ気持ちです。

私は前澤さんのツイートを見てすぐに引用リツイートしました。理由は「100万円」という金額以上に得るものがたくさんあると感じたからです。

去年、クラウドファンディングで122万3100円という金額を集めました。自分の力で100万円以上の大金を募るというのは想像以上にコストがかかります。お金以上にそこに費やす時間や精神力、人にお願いする勇気に行動に移す熱量。

生半可な気持ちだったら決して集められなかったと思います。その苦労があったからこそ100万円を稼ぐということがどれだけ大変かを知ることが出来ました。

前澤さんから貰う100万円は、今の前澤さんにとっては端金かもしれません。けれども事業立ち上げ当初、夢を実現しようとしていた頃の前澤さんにとっては、喉から手が出る程欲しかったお金だったと思います。

そんな「夢」のためのお金を、前澤さんは配りたかったのだと思います。お金の心配をしなくて良くなって、初めてお金に囚われない夢の実現を考えられるのです。

その夢を考える機会を、前澤さんは与えてくれたのだと思いました。


当たったとか当たらなかったとか関係なく、今回のキャンペーンは23年生きてきた中で1番お金と夢について考えさせられるいいきっかけとなりました。

貴方は、もし100万円があったら何に使いますか?

尊敬する方から貰った100万円にいくらの値段をつけますか?

ゆるみな。

#月に行くならお年玉 #前澤友作 #株式会社zozo #コラム


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