生活保護について

※あくまで僕の場合の生活保護の話です。

令和4年10月下旬、僕は生保受給者となった。
理由は「傷病」、つまり病気を治療するための生保。
病気が治癒したら働け、ということになるが、受給したてで既に問題が発生した。
「家賃が生保の上限額を超えているから、早急に転居しろ」という頃だった。
僕は毎日物件を探し、不動産に出向き、内見をして、断られてきた。
僕の交際相手も一緒に物件探しをしてくれたが、毎日の電話対応、内見、大家さんに断られる・・・そんな状況の中で、僕にも交際相手にも身体的精神的に疲弊していった。
傷病が生保の受給理由だが、生保のせいで傷病が悪化していく。
まさに本末転倒な日々だった。
CWには急かされ、大家さんには断られの板挟みで生命の危機まで感じた。

転機と言っていいものか、年度がわりでCWが変わった。
物件探しは以前と比べて非常に緩くなった。
だが、転居先が見つからない現実は変わらなかった。
最終的に、交際相手と一緒に役所へ出向き、CWと相談をした。
結果としては、一番有力候補の物件に連絡し、そこがダメならば、
別の手を考えるということになった。
必要に応じては、僕の病状を主治医に書いてもらい、役場の人が審査するらしい。
7月19日の診察で上記のことを主治医に伝え、書類が届き次第記載するということになった。
上手く事が運ぶように願うしかない。

ただ、生保は世間からの風当たりが強い。
起きて、暇な時間過ごして、食べて、寝るだけ。税金の無駄遣い。
そういう風に見られてしまう。
僕が平日に緊張し怯えていることはきっと誰も知らない。
安心できる生活ではない、いつ誰の手によって破壊されるか分からない日々を送っている。
ずっと家に引きこもってろ、とでも言いたいのか。
許される外出は、通院と役所だけなのか。
無責任な発言ばかりの公務員より下に見られるのか。
僕は言われた通りにしか動けないのに、CWが無責任な提案をしていいものなのか。

生活保護なんてやめたい。
何度、そう願ったことか。

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