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記憶の小径、愛の行方(仮題)

今年は夏前に、生まれて初めての作品展的なものをやろうと思っている。

これまで写真サークルでの、ゆるい雰囲気のグループ展はやったことがあったけれど…個展というの初めてだ。というか、個展というほどに大げさなものではない。「壁にL判プリントをペタペタと貼り付けて、ご自身や家族の写っているものは自由に持って帰っていただける」という、これまで撮影いただいたお客様たちに楽しんでいただけるような展示をメインにやりたいと考えている。

そこに加えて、「これまで趣味で撮ってきた風景の写真も展示して。撮影のお客様以外は、ここから1枚自由に持って帰れる」というのも面白いかな?と考えてみたり。「そうだ!せっかくなので金曜の夜は、人と自分の写真について喋り倒すPhotalk会も久々にやりたいかも…」なんて思いついてみたり。

とはいっても大して知名度がある訳でもないので、知り合い以外で…いや知り合いですら来てくれるのか?みたいな気持ちが半分くらいなのだけれど。「プリントして、形あるものになった写真を見てもらいたい…」という気持ちがどうにも抑えられない。

普段の納品はデータでしかしないのだけれど、先日これまで撮影したものをまとめてプリントしてみたら。データとプリントでは全く味わいが違う、という当たり前のことを痛感させられて…これをこれまで撮った人たちに届けたい気持ちになったのだ。

もちろんご自身でプリントしていらっしゃる方もいるはずだけれども…スマホにデータを入れていればいつでも見られるというこのご時世で、どれだけの方がそうしているだろうか。もしされていないのなら、どんなものなのかをぜひ見て欲しい。

自分には「気合の入ったプリントを、しっかりと額装して…」というゴリゴリの写真展ではできそうにない。だけれども「へー、もらって帰れるならちょっと覗いてみようかな?」というような、親しみやすくて気軽な雰囲気で。今まで依頼いただいたお客様や、写真に興味のある人が気軽に立ち寄れるような展示なら何とかできるかもしれない。

そんな気持ちを支えに、覚束ない足取りで作品展に向けて歩みだしている。


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作品展やろうとギャラリー借りようとしたら、条件合わなかったーという話を書こうとしたのに。その前段階で話が終わってしまったという…。

 
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広島で、大人から子供まで人物の出張撮影をしています。自然な情景を、その時間を…切り取って残したスナップ写真は、お客様だけでなく自分にとっても宝物。何かありましたら、ぜひどうぞ!

ユルリラム
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