大人が写真を撮るとき その2
大人は、写真を撮られる機会が少ない。
さらには撮られること自体を好まない人も多い。
だけれども、この撮影の中でお客様もおっしゃられていたのだけれど。人間いつでも「今日がこれからの人生の中で1番若い」のである。であるからには、写真を撮るのであれば。常に「今、この瞬間」に残すのがもっともベストな選択であるといえるはずだ。
わたしもあなたも、これから先、今日より若い日はないのだ。
ほら、後ろで鹿も「そうだそうだ」という顔をしている。
だからご家族での出張撮影においても、できるだけひとりひとりのスナップは撮っておくようにしている。
特に男性陣は、女性より写真を撮る機会が少ないだろうと…
機会を見つけてはカメラにおさめていく。
写真は撮られる本人だけのものではない。むしろその人を愛する人たちの為のものだ。
本人が喜ぶかどうかはさておき、それを見た誰かが。いつか懐かしく慕わしく眺めてくれるかもしれない。そのために撮影している。
自分のものであると同時に、誰かのもので。時として自分のものである時よりも、誰かのものでいる時の方が心に響くもの。
そういった写真の在り方が、とても好きだ。
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広島で、大人から子供まで人物の出張撮影をしています。自然な情景を、その時間を…切り取って残したスナップ写真は、お客様だけでなく自分にとっても宝物。何かありましたら、ぜひどうぞ!
ユルリラム
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