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家庭機能不全って?ふつうって?

~断酒~

わたしが、幼少期、
父がアルコール依存症で、断酒治療をしながら、
保健所や医療機関で行われる断酒会に参加し、
わたしも、付き添っていた記憶がある。

うちでは、お酒は、タブー。
味醂も無かった。

断酒会の例会の傍ら、
子供会もあり、レクリエーションの会があり、
参加した。

父が1年断酒継続できると表彰されている姿を
今でも記憶している。
そして、亡くなるまで、13年断酒できた。


毎年、年末には、医療機関
(わたしが後に就職した医療機関)では、
酒無し忘年会が企画されて、
たくさんの医療者からのサポートがあったことが
想像できる。

父がそうしたサポートのおかげで、
影響を受けて、
ソーシャルワーカーを目指して、
福祉大の夜間コースへ社会人入学したことも
記憶にあり、七転び八起きと湯飲みに刻み、
それを体現していたことも、
わたしの中に、刻まれている。

~家庭機能不全~ 

両親、断酒を主軸に生きていた。
家庭機能不全と言えばそうなる。

しかし、わたしは、
そんなマニアックな家庭に生まれ、育った。

きっと、どの家庭も
大なり小なり機能不全があるだろう。


ふつう、一般的、むしろ、
それは、なにもないということだとしたら、
ふつうなんてないはず。

欠けている部分に
フォーカスしがちな社会かもしれないが、
わたしは、看護の世界で、出来ている部分に
フォーカスすることの大切さを学んだ。


タブーを感じ、必要以上に氣を遣う。
そんないわゆる
アダルトチルドレン的な
部分もあったかもしれない。

父も母も断酒して、頑張っているから、お利口さんにしていようって思っていたことも記憶にある。

今で言う、孤食 こども食堂対象の

こどもだったかと、思う。

こどもの頃のわたし、
よくやっていたね❤️

今、深くそう思う。

~斜めの関係~

断酒会の参加の為、
預けられることが多々あり、
斜めの関係の人にお世話になった。
楽しい思いも、
淋しい思いも色々と経験して、
家族以外のより素敵な斜めの関係
アプローチ方法があると
いいなぁという仮説を持つようになり、
大切にしたいことのひとつに
位置付けているのだと思う。

~コミュニティナース~

大人になり、
味醂を使った料理も楽しむことができるし、
お酒もほどほどに楽しむことができ、
バランスの大切さを知っているつもり。

しかし、そのバランスが保てなくなることは、
誰にも起こりうる。

わたしは、
ずっと見て来た
両親の人生のやり直しの姿から、
諦めないことの大切さや
サポートすることの大切さを学んでいた。

話しをする中で、
困りごとを共有して、
次にどうしたいかを
整理していく。

そんなひとりにわたしもなれたらと、
父のお世話になったたくさんの伴走してくださった
サポーターさんの残像を感じて、わたしは、
今に至っているのだと思う。


バランスの崩れたときは、ゆっくり戻して、
泣きたいとき、
こぼしたいとき、
無かったことにせずに、出せる。
出したら、次にどうしたいかが見えるはず。

何があっても大丈夫😉💖💞

そんなサポートできるといいなぁと
思っています。

まだまだ道の途中ですが!
       

お腹が痛くて集中できることをしようと
試みた中、ちょっと、書いてみたくなり、
わたしの生まれた家族のことを
今のわたしが思うことを綴りました。
綴りながら、痛みは、治りました。 

だから
次に進みます!

読んでくださり、ありがとうございます。

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