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今週の出来事(6/27〜7/4)

●みんな働いている●

『わたし、定時で帰ります』というドラマの最終回を見た。毎週楽しみに見ていたのだが、「働く」とは、を毎回考えさせられるドラマだった。と、同時に自分の価値はどこにあるのかを問われるドラマだった。ワークライフバランスという言葉が結構浸透してきたと思うけど、いつもいつもバランスとりつづけながら生きていくのって難しい。バランスの取り方も変えていかないといけない。
前回書いたように、今月から無駄な残業を強いられずに良くなった。通勤時間はかかるが、ある程度まともな夕食をとって、睡眠時間もそこそことれるぐらいの時間は確保できるようになった。パワハラ上司は相変わらず辻褄の合わないおかしなことを言ってくるけど、前ほど彼に殺意を抱くほどの恨みはなくなったし、いちいち気にしなくなった。というかもう結構どうでもいい。しょうもない人物を恨み続けるほど無駄な時間はないし、そこまで暇ではない。楽しい時間に人生を捧げたい。そこまで思えるようになった。心に余裕ができたからだと思う。健康ってすごい。
何のために働くのか、と今問われれば、わたしは美味しいものを食べてぐっすり寝るために、と答えると思う。美味しいものを食べるにもぐっすり眠るにもお金が必要。食べて寝るために働く。そのために働きすぎて食べられなくなったり眠れなくなったりするのはちょっとおかしくて、自分の基準には当てはまらないなぁと思う。もちろん、働く理由は人それぞれで。仕事を死ぬ気で頑張ってあとで美味しいビールを飲むため、という理由や家族を楽させてあげるため、という理由もあって、全て働くための素敵な理由だ。稀に仕事が好きで好きで仕方なくてという人もいるので、それはそれでいいと思う。ある意味自分の価値をそこで見出しているから、羨ましいぐらい。でも働くことを優先しすぎて美味しいビールを飲む、ということを忘れていたら…。家族を楽させてあげるために、自分が吐血するまで働いていたら…。ちょっと違うよなぁ、それって。でもドラマじゃないから、そうせざるをえない現状はある。納期は迫ってくるし、イレギュラーなことは起こるし、上司は怒るし、そのイライラは他のところに連鎖していって、働くってなんなんでしょうなぁ。
1つ思ったのが、会社の中で「わたしは〇〇のために働いています。だから今日は早く帰ります」っていうのを言えるようになったらいいよなぁなんて。例えば音楽好きな人だったら「好きなバンドのコンサートがあるから今日は早く帰ります」っていうのを周知してもらって、宣言できたら早く帰りやすくないですか?それかホワイトボードとかにそれぞれの早く帰ります、〇〇のために働いています宣言を書くとか。そしたらお互い助け合って趣味もしながら仕事もできるんじゃないのかな。そんな制度があったらいいのになぁ。実際やっている企業とかあるのかな?夢物語かな。
もう少し「働くとは」について、掘り下げていくと面白いかもしれない。あなたは何のために働いていますか。

●水無月●

ラジオで聞いて気になった水無月を初めて食べた。京都市の発祥の和菓子で、白いういろうの上に煮た小豆がのっていて、三角に切り分けられている。1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習があるらしい。関西人だけど全然知らなかった。

で、アホな自分らしいというか、6月29日を30日と勘違いして、ツイッターに「今日は水無月食べる日!」とかツイートしてしまって、早めにあたたかい緑茶と一緒に水無月をぺろりと平らげてしまった。完璧フライング。2個買っていたので、また次の日も水無月を食べた。画像は2日目の分で、1日目は抹茶味。
同じような意味のある七草がゆとかあまりおいしくないけど、美味しい和菓子で無病息災になれたらこんなうまい話はないよなぁ。と水無月の甘さに甘えながら思った。


ありがとうございます。文章書きつづけます。