既卒就活生の面接の印象【偏見に満ちている】

既卒で就活して何回か面接を経験してわかってきたことがあるのでまとめます。僕と同じく既卒で就活を始めるorしている方の参考になれば幸いです。

書き手の情報

・国公立大学理系卒(学士)

・既卒(別記事に経緯書いた)


回数もそれなりに増えたので、実際に既卒で面接を受けて感じた印象を振り返ってみました。

・大半の一次落ちの面接

面接官の態度は紳士的で終始なごやかな雰囲気で進行した。僕はそもそも就活サイトで既卒可と記載の企業に絞ってエントリーをしているので、既卒をそこまで問題視していないのかも。ここは既卒関係なしに新卒でも落ちてただろう。


・内定をいただいた面接

面接官は一次・最終ともに僕の話を丁寧に聞いてくれた。上に挙げた大半の面接官の方々と比べて明確に違ったのは、「既卒になった理由」を一次面接で聞かれなかったこと。面接を終えた印象では、今まで受けた面接の中で、相手からみても自分からみても、群を抜いて好印象だったと思う。事実、面接終了後に僕のことを好評価している旨の言葉をいただいた。


・面接中に落ちることを確信した面接

一番ひどかった面接は、面接官が名乗らずに開始早々「なんで既卒になったの?」とタメ口で聞かれたところ。この時点で落ちたと思ったし同時に一緒に働きたくないと直感で感じた。逆質問も適当に返答されとても萎えたことを覚えている。

逆質問「資格取得の勉強をする予定。他にSEになるために入社前に学ぶべきことは?」

返答「SEになるための勉強をすべき」

さすがに意図が読み取れずに難儀した。時間の無駄だと感じたので用意した逆質問を全て聞かずに終了。落ちた。

別の面接では、終始淡々と質疑を繰り返し笑顔が全くなく終えたこともあった。面接はお笑い会場ではないから問題ないけれど、他社の面接官の方々が行っていたような「就活生の緊張をほぐすための施策」は何もないと感じた。面接官の方はとても丁寧な人であったが、人間味を感じずロボットのような印象を受けた。落ちた。


以上が僕が既卒就活生として受けた面接の印象です。あとは面接の反省・考察をつらつらと書いていきます。


既卒就活生が避けられない質問

「既卒で就活をされている理由を教えてください。」

普通ならストレートで進学して就活を始めるところをわざわざ1年遅れて初めているわけですから当然聞かれます。

僕は研究でメンタルがやられて院進をドロップアウトしてしまったことが本音ですが、面接では前向きな回答を用意して面接に臨んでいました。

エントリーする企業は全て「既卒可」のところに絞って受けていましたし、定番質問のES、適性審査はだいたい通りました。打率7,8割ぐらい?

業界のランキングで20~50位ぐらいの上位に入るような企業はESで落ちてます。新卒で就活してても落ちてただろうな。

結局のところ、社会人という大枠でみれば1年や2年の差なんて大差ないと願ってはいても、採用のために大量のエントリーを絞り込むとなれば既卒かどうかは判断基準になっていると感じざるを得ません。


既卒で面接を合格するには?

既卒が第一に意識すべきは数だと思います。

何度も面接を受け、僕が既卒で面接に合格することができた一番の要因は、面接官が既卒という事実を問題視せずに、他の就活生と同様に扱ってくれたことだと考えています。

要は、自分のことを普通の就活生として観てくれる面接官と出会えた運があっただけです。企業の数は膨大なのでやっぱり数打てば自分に合う企業が見つかる可能性が高まるわけです。

僕は新卒時の面接通過率を1とすると既卒の面接通過率は0.5ぐらいだと考えているので、新卒の倍、数打たなきゃいけません。


面接の受け方に関しては、僕は落ちまくっているし対話能力は高くないので具体的なことを言っても説得力がないので言えることはありません。

仮にいただいた内定が運だけではなくて自分の力も関係してたと仮定すると、合格に効果的だったのは面接の反省をすることです。

面接を受けるたびに、質問とその返答を記録してうまく答えられなかった質問の回答を修正したり、話す内容の整合性がとれているか確認したりしていました。

極端な例を挙げると、自社開発製品が主力の企業に「様々な案件を経験したい」という志望動機はそぐわないということ。

自分で自分のことを振り返ることで面接も合格できるようになるんじゃないかと思います。

既卒だからって焦らずに。


今回は書きたいこと全部書けたので終わります。






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