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本気

「若い時は、本気でやるのがかっこ悪いと思っていた」

というのはよく聞くこと。私もそう思っていたかは忘れた。けど、そういう態度だった。

「若い時は、本気でやるのがかっこ悪いと思っている」という言い方はちょっと違うな、と最近思う。

「本気でやること」=「うまくできる」と勘違いしているのではないかと思う。

うまくできるのであれば、本気でなくても問題ない。

という感じなんじゃないかと思う。私自身の若い時を振り返るとそんなことを思っている気がする。

「うまくできる」とは何だろう?

この若い時に考えている「うまくできる」を説明しようとしても答えはできないと思う。

無理やり絞り出してみると、「そつなくできる」「想定どおりにできる」「求められている通りにできる」だろう。

これであれば、絶対に本気でやらなくてもいい。「本気でやるのはかっこ悪い」で何の問題もない。

決まった答えに対して、できる限り間違えなくアクションすればいい。

答えのわからないことに対しては、決まったアクションはない。選択肢が膨大にあるし、その中に正解があるわけではない。

答えや正解のないものに向かって、なにかしらの答えや正解を出さなければならない。

こういう時に本気にならなければならない。

そんなだった私も、バンドとか音楽は本気でやっていた。

アウトプットの質も量も素人レベルだったけど、それは自分自身でも理解してがんばれるところまでやっていた。

好きなものについては、本気でやるのはかっこ悪いなんて思わないように思う。

自分の好きなことに対して、「そつなくできる」「想定どおりにできる」「求められている通りにできる」なんてことは思わない。

好きなことは、どんな状況でも一生懸命するだろう。好きなことをすれば、本気でやるのがかっこ悪いなんて思わない。

結果として、いろんな人に評価されるんだろうと思う。

まぁ、好きなことをやるのが一番むつかしいんだけどね!

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