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時間と愛情

父親かて 取り替えのきかん仕事やろ。

斎木雄大(リリー・フランキー) /そして父になる

3月に入って、農作業が忙しくなってきました。1月から書き残してきた、ナチュラリッチという生き方というテーマのこのブログ。僕がちょうど働き方や生き方についていろいろ考えていた時期だったので、ハウツーよりも精神的な部分について考えていたことが多めになってしまいました。ここで書いてきた文章はつまるところ、僕が両親に伝えたかったことのような気がします。

もっと一緒にいる時間つくったほうがいいよ、子供と。おれ、この半年で、良多さんが一緒にいたより長く慶多といるよ。

斎木雄大(リリー・フランキー) /そして父になる

会社勤めでもなく、エリートサラリーマンでもない僕の生き方。父親としてのあり方は、昔見た「そして父になる」という映画がとても心に残っていて、リリー・フランキーさんが演じていた斉木さんの台詞が1つの道標のように鳴り続けています。

なにいってんの。時間だよ、子供は時間。

斎木雄大(リリー・フランキー) /そして父になる

子供たちに苦労させたくないという間接的な愛情と、
子供たちと過ごす時間を持つという直接的な愛情。

お金や住環境、教育、もちろん大事なことですが、最近では人間関係の中に愛情が不足しているように感じる出来事が多く、一緒にそばにいるという直接的な愛情を与えてあげる必要性をとても感じています。どちらがいいか悪いかという問題ではなく、究極はバランスなのだということが答えだと思うのですが、バランスを取ることがすごく難しいのだと感じています。

忠誠心と長時間労働を求められる中で、家族で過ごす時間が大事だと大きな声で言えなかった両親。働けば働くほど成果が出る時代に生まれ育たなかった僕は、成果よりももっと身近で豊かなものを大事にする生き方をしたいと思っています。


それより大事なことがあるという幻想

言葉より行動

問題解決を迂回せよ

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