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お金で買える。それ以上に安いものはない。

 

資本主義というルールを知らないで生きて何年

ルールを知って分かろうとしてもう何年

仕組みを使って活かしてもう幾年

 

お金という漠然な問題に苦労した。

幼少期の自分はお小遣い500円

 

父は仕事を辞め、金銭の話し合いが多くなった。

父は母になんでこんなにも家にお金がないのかと

言い、 母は父に生活するのにこれぐらいかかるのと言う。

 

大好きな友人と事業をやりたくて

銀行残高24円の日々を送ったりもした。

借金もできた。

必死に頑張っているのにお金は増えなかった。

 

そんな昔、

僕はお金という存在、資本主義という仕組みが

窮屈で漠然とした嫌悪感を持っていた。

 

生きていくためにお金が絶対に必要で

何をしてもお金がかかる。

 

まるで世界はお金が全てだ

 

そんな思想を後押し

しているかのように見えた。

 

でも、なによりそんな自分の考えが嫌だった。

まるで世界を悪として見る考え

自分で退屈にくだらなく思ってしまってる。

 

これがいわゆる情弱って奴なんだろう。

 

でも、自分でサービスをゼロからつくって

毎週終電まで会議して、時には言い合いもして

何度もつらい、辞めたい、逃げたい

そんな事を思って

 

テストマーケティングの時には

顧客が泣いてくれて、死ぬほど嬉しくて

喜んで、わくわくして、感動をして

そんな誰かの人生が詰まった情熱で

やっとスタートを迎えれる。

 

ほんと、創業って凄いなと思った。

世の中のサービスって誇らしいなと思った。

 

顧客は何も知らない。

 

作った人の努力も情熱も愛も感動も。

だから僕は作り手が大好きだ。

知らないものも沢山経験できる。

見えないものもたどり着く事が出来る。

 

だから僕はお金で買えるって

ものすごく有難い事だと思う。

お金を出せば買える。

そんな便利だからこそ

見えない部分に感謝をして

 

お金で買えない価値を大事にしたい。

 

お金で買えない価値って

生きがいだったり、友達だったり

思い出だったり、人生の瞬間だったり

色々あると思う。

 

だから、この文章は

そんな過去の僕みたいに

世界を憎んでいる人に書いてみた。

 

お金がなくて頑張っている人だから

何かのせいにしたい。

その気持ちは痛いほど分かる。

悔しいよな。苦しいよな。

せこい稼ぎ方してる人みるとモヤモヤするよな。

つまらないもので稼いでるやつ見ると悔しいよな。

 

それでも信条を曲げずに歩めば

ほんとうに未来は明るいから

曲げずに頑張って欲しい。

負けないで欲しい。

 

僕にやれる事は限られているけど、

僕はそんな人を応援してるし

サポート出来たら嬉しいです。

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