路上ライブ

それは立ち寄りたいんだけど
1人では止まれない。

自分の気持ちを押し殺して
今まで何度もなんども正面で聞けなかった


これだから僕は小心者だと思うんだ。


だけど今回はロックンロールが聴こえて

どうしても聞いてみたかった。


どうしてもその瞬間に立ち寄りたかった。


路上ライブにはロマンがある

路上ライブには感情がある

路上ライブには瞬間がある



どれだけの人がその場の価値を見捨てているのか



どんな人よりも路上で自分の歌を歌う

そんな人が本当にすごいなと思う。


カッケェなと思う。


憧れてしまう。


何かしたいって思ってしまう。


どうしようもなく僕の心が動いていたんだ


ギター 1本 

聞いているのは僕ともう1人の2人だけ


2人だけの路上ライブ


その時世界はこの3人しか存在しなかったじゃないかという不思議な感覚になった。


見歩く人全てが強烈なコントラストによって

僕らは生きているんだ



ここで好きな時間を過ごして

好きな音楽を聴いて

好きな楽しみ方をしている。


あ〜なんて豊かなんだろう。


ほんの一瞬、きみの勇気で世界は変わり彩り続け

日常なんか吹き飛ばされる



過去は変わり続けている


それは今が変わり続け


自分がありえない世界に行く


そんな世界線を可能にしていく




もっと使命的に本質的に人生を生きよう


人に価値を届けよう


人生を表現し少年を感動させ続けたい




そうか、まだ20さいなのか