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藤島慈と彼女の愛するファンについて考える

 MAXXX誕生日と12月のストーリーに寄せて藤島慈とファンの関係について考えていきます。
→と思ってウカウカしていたら後ろからバッサリ(一ヶ月経過して明日更新のストーリーはファンが登場しそうな予感の意)だ!

きっかけ

 彼女のファンへの振る舞いは蓮ノ空メンバーの中で唯一踏み込んだものだとこれまで感じていました。その考えをより強くしたのがりんく!らいふ!ラブライブ58話だ。

 さやかを除く全員が貰う側で話をしている中めぐちゃんだけが唯一自分がサンタ(与える側)としている。これは初回配信で受けたファンへの振る舞いの衝撃から一貫して続いている。また加入後の活動記録11話は藤島慈回と言うべき内容でファンに対する側面も描写されている。
 登場当初はプロらしいファンへの振る舞いに久保田の未夢さんの姿を重ねていた。彼女の場合今では素っぽい姿を出すこともあるが藤島慈は公の場(活動記録以外)では今の所その像を崩していない。

辛辣なムラムラムラノも太鼓判を押す配信
編集作業で視力が落ちても後ろまで見えるコンタクトしてそうなめぐちゃん(セリコを思い出しながら)

 ファンの前でトークをしながら明るい振る舞いと反する不安な内面を隠す描写は彼女のプロ意識を表すようで同じ描写のされ方は誰もされていない。

 

藤島慈というアイドル

 るりちゃんの憧れであり続けるため始めた芸能活動だったが、ファンの存在は彼女の中に確かな存在となっている事が明文化されずとも表現されてきた。彼女のカードボイスでもるりちゃんと同じくらいの割合でファンへの呼びかけを行っている。歴代シリーズでもここまでファンとの交流が描き続けられているキャラクターは居なかったのではないか。プロである「藤島慈」の存在はある種蓮ノ空を象徴するものなのかもしれない。

みらくらぱーく!の未来

 これまで活動を追ってくる中で「めぐちゃん卒業後のるりちゃんは何をモチベーションに活動するのか」が気になっていた。めぐちゃんの存在が原動力だった1年目から、ラブライブ決勝を経て「楽しいをする」と少しそこへの道筋が見えたように思う。これは新入生加入によりまた違う角度からも掘り下げられることだろう。昨年までは「さようなら、ドラえもん」のような藤島慈卒業を思い浮かべていたが全然違う内容になるかもしれない。

 藤島慈卒業時に作品世界のファンと感情を共にしたいのでいつか物語への登場を期待して今日はこの辺りで終わります。

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