ゲームから得られる能力

ゲームは無駄であるという主張をネット上で定期的に見かける。ゲームには様々な種類があるので一概には言えないはずなので、そのように決めつける主張は誤りだろう。

また、他で学ぶのは難しく、ゲームから得られる物もある。幅広く様々な種類のゲームを遊ぶ人、攻略に楽しみを見出す人が持っているであろう能力がある。

1.ルール(ゲーム)を把握して良し悪しを判断する能力
2.ルールの欠陥(必勝法)を見つける能力

物語のみ異なるノベルゲームなどを除けば、ゲームごとに様々なルールが存在する。ゲーマーは優れたルールから出来の悪いルールまで数多くのものと向き合う。ルールは様々な要素によって構成されている。その複雑な物を把握し、良し悪しを判断することができる。この能力によってゲームソフトの購入と評価のサイクルを回している。

また、どのゲームをやっても上手いゲーマーはルールの必勝法を見つける能力ある。必勝法とはプレイヤーが有利になる行動であり、開発者が意図していたものもあれば意図しない欠陥であったりする。

批判者の人物像

私の偏見で申し訳ないがゲームを馬鹿にする方は上記の能力が低いように思う。権威ある、成熟した、話題が共有できるような趣味が好みなのだろう。ルールと学習方法がしっかりと整備されていて定石やマニュアルがしっかりしたものが好きなのだろう。仮にゲームをするなら攻略本を見ながらプレイする人だ。

ルールを決めるようなエリートにそのような人物が多い気がする。消費税の増税に関する議論などを見れば、彼らのルールを把握する能力が極めて低いことがわかるだろう。

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