準備してからでは遅い話

これから上達を目指すといった時、習いたい、大会に出るという時に

「ちゃんとできるようになってから」

と、そのための準備をしてからという方がいます。

その一方で

「とりあえず受けてみるか」「とりあえず大会に出てみるか」

ノリと勢いで挑戦する人がいます。

どちらの方が上達が早いかというと後者の方が多いでしょう。

今回も上達に必要な姿勢を考えていきましょう。


専門家の方がわかっている

当然といえば当然ですよね。

まず受ける前に勉強してから~

という方は多く見受けますが、

その勉強してから

というのは

正しい勉強なのか、必要な勉強なのか

そして自分にできることなのか

初心者の段階では理解していくのは難しいでしょう。

だからこそ頼るべき専門家です。先生です。

間違った勉強をしていると

後から軌道修正は大変です。

真っ新な状態な時こそ、

しっかりとした土台を作るべく頼り切った方が良いでしょう。


とにかく体験すること

しっかりと準備ができました

いざ実戦。

大体そこでわかる事は

勉強した事、準備した事は出てこないという事です。

囲碁、将棋のような局面が広く

選択肢が多いゲームでは

ほとんどその通りになる事はありません。

それであれば

ある程度ちょっとした事くらいを決めておいて

とにかく実戦的なパターンを体験していく方が

効果的です。


実際に体験したものの方が

インパクトがあるので

身につきやすいでしょう。


「失敗するのが怖い」はやめよう

怖いだけです。

日本人に多いですよね。損する傾向。


失敗してわかる事がたくさんあります。

それは悪い事ではありません。

今後それらをどう活かしていくかが

最も大切なのです。


よく言われる事でもありますが

失敗を恐れず取り組んでいきましょう。


衝撃を受けた入門書

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恩師でもある秀行先生の「碁を始めたい人の本」

というのを読む機会がありましたが

その内容が圧倒的。

石の取り方を学んだら、

ひたすら戦いの事について書かれています。

陣地のやり取りや布石などもほとんど書いていません。

「理解しようとするなとにかくやれ」

と、なんだか言われているような気持ちになる

衝撃的な入門書です。


もちろん僕の仕事では

生徒にわかりやすく考えられるよう

理解のしやすいよう一つ一つ丁寧にサポートしていくのも一つの役目であります。

ただ、何でもかんでも

ちゃんと準備してから、わかるようになってからというのではなく

わからない事も自分で考え

工夫していく事もまた大きな力となるのではないかと考えています。


知識は後からいくらでも身につけられます。

まずは思い切ってチャレンジしていく心が大切ですね。


まとめ

いつも通りてきと~に楽しんでいきます。

ここまで読んで頂きありがとうございます!サポートを頂けたら今後の活動の励みとなります。ぜひ一緒に囲碁を上達していきましょう!