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企業LINEの適切な配信頻度についての考え方

今回は、営業先でよく聞かれる「適切なメッセージ配信頻度」についての考えを書きます。

実際に直近も質問いただいたので、記事でも紹介したいと思います。
以下が、先日クライアントのお悩みを伺っていた中でのやりとりです。
※く=クライアント、ゆ=私

く「これから本格的に企業でLINEを使っていくにあたって、月間何通配信するのがよいですか?毎日配信すると嫌われるだろうし、、、」

ゆ「全体では月2~4投稿される企業様が多いですね。貴社の業界だと1~2投稿が多いです。ただし、毎日配信すると嫌われるというお考えは違うと思います。

く「配信すればするほどブロックが増えるので、嫌われているということではないのですか?」

ゆ「広告をうっていないのに、ユーザーが貴社のアカウントを友だち追加している理由が答えだと思います。その友だちは、貴社のファンだから友だち追加している方がほとんどではないでしょうか?例えば応援しているスポーツチームの試合結果が毎日届いたとして、アカウントをブロックしますか?多くのファンを抱えれば、一定数ブロックするユーザーが発生するのは避けられないことです。そこで、発信者が嫌われる前提のマインドで配信をすることは問題です。ファンをいかに喜ばせるかを考えるのがSNS運用担当者の取り組むべき仕事だと思っております。」

こんなことを偉そうに話してしまったのですが、一度ユーザーの視点に立ち返っていただくことが、運用の本質的価値創出に繋がると信じております。
今回の短いやりとりが、SNSというコミュニケーションの場における企業担当者のマインドセットについてのご参考になれば幸甚です。