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LINEはソーシャルメディア?他のSNSと比較考察。

こんにちは。この記事では度々耳にする議論「LINEはソーシャルメディアなのか?」ということについて思うことを書きます。

結論、私の個人的な見解では、「半分SNS。ただし、今はメルマガの進化版としての役割が大きい」と認識しています。

一般に、ソーシャルメディアというと思い浮かべるのはFacebook・Twitter・Instagramの3つだと思います。これらのSNSはタイムラインのフィード型をメインとしたサービスであり、これがいわゆる一般的なソーシャルメディアのイメージだと思います。

一方、LINEと言ってほとんどの方が真っ先に思いつくのはメッセージによるコミュニケーションです。LINEにもタイムラインがありますが、メインとして利用されている機能の違いが、混同した際の違和感につながっていると考えています。

マーケターがツールとしてSNSを考えるときは、メッセンジャーを使うのかタイムラインを使うのかというところを踏まえて明確に異なるものとして施策を考える必要があります。

タイムライン型のソーシャルメディアは、ユーザーのタイムライン上で如何に受け入れられるネイティブな告知ができるかということを考えるべきだし、LINEはメッセージによるプッシュ通知でユーザーにどういうアクションをさせるかということを考えるべきです。

ただし、LINEのタイムラインには大きなポテンシャルがあると思っています。なんといってもLINEのユーザー数は8,000万人以上。

Facebookが2800万人、Twitterが4,500万人(参照:【2017年10月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE))であることを考えると、今後全ユーザーの半数がタイムラインを利用する事になったとして、大手SNSと同等のタイムライン上のトラフィックが発生することになります。

今後LINEのタイムラインが流行ることがあった場合、SNSを運用している企業にとってはその波にうまく乗れるかどうかは成功と失敗の分かれ目になるでしょう。LINEのタイムラインの盛り上がりに、今後も注目していきたいと思います。