8/25分補足と裏話

こんにちは、Yusonです。
先日双子についてお話を書きました。

書いていて楽しかったし、何よりもアルベルトとカミュの二人に「書かされている」ような気持ちもありました。
「え、僕たちのこと書かないの?書きなよ!書かなきゃだめだよ!」みたいな。(笑)

今も昔も「双子」という概念は神秘的で、とても興味深く語られます。鏡写しのようにそっくりな存在。似て非なるもの。同じだからこそ全く違う。

双子座にまつわるお話は、カストルとポルックスという双子をモデルとして作られたそうです。神話の世界では、彼らを通して「生と死」という相反する結末が象徴的に描かれています。(生と死は隣り合わせで、相反してなんかいないよ!というご意見は少し置いといて)死に直面した兄と、生きながらえた弟。

私たちが物事を考え、捉える時の基本的なスタンスはとても「双子的」だなぁと改めて感じました。
良いか悪いか。得か損か。美しいか醜いか。聖か俗か。
ある一つの概念と、まるでコインの裏側のように、それらを「ない」と否定する概念のセット。自分と自分では「ない」もう一人の存在。

個人的なお話をすると、私は「双子」というものと所々で縁があります。
その一つに、私の母は私を生む前、一人の男の子を流産したそうです。
もし彼が生まれていたら、私は今こうして文章を書いてはいないか、もしくは彼と双子として生きていたかもしれないそうです。それはそれで面白そう!(笑)

日常生活のふとした瞬間、
「あれ?私って今、二人分生きているんだっけ?」と、突拍子もなく思い出すことがあります。
「もう勘弁してくれよ…」という時でも、そのもう一人の自分だったであろう彼が、「しょうがないんじゃないの?だって生きる方になっちゃったじゃん (笑)」と、ケラケラ笑っている氣がしてなりません。
悔しい…。(笑)

*イラストをお描きになる方で、もしこのお話を読んで頂いた方がいらっしゃったら、アルベルトとカミュのイラストなりなんなりとかを描いてほしいなぁ…。(チラッ)

憂鬱な月曜日が始まる前に、私の記事を読んで「あ、水曜日くらいまでなら、なんとか息出来る気がしてきた」と思っていただけたら満足です。サポートしていただいたら、大満足です。(笑)