見出し画像

詐欺かどうか見極める基準vol.1

私はなぜか知人から"投資しない人"という認識されています笑
実際には株式投資、FXでトレード、仮想通貨、海外での不動産、事業への出資、そして海外オフショア積立投資、香港のHSBCで商品も購入してます。

知人というのは、金融知識が皆無に等しい方で自分が儲かったもしくはプラスになっているからと勧めてくる方や調子の良い時だけ連絡してくる方です。しかも投資ではなく、投機に近い様なものです。

仕事柄、色々な投資案件でのかなりの相談があります。これは個人的な意見や経験になりますが、これを注意しておけば80%大丈夫!と言えるものです。実例を交えてお伝えしますので今後の参考にしてください。

1、良い事(メリット)しか言わない

海外オフショア積立投資でも一緒ですが、リスクに関して一切触れずにメリットだけゴリ押しの営業してくる方がいます。これはよくあります。営業してくる人が投資の内容を理解せず、良い所(メリット)だけ伝えて、自信満々に良さそう、信用出来そうと思わせます。

私はリスクの説明がない投資案件は一切信用しません。投資ですのでリスクが付きものです。表があれば裏があります。リスクがない場合は、"ない"という根拠と証明を求めます。こちらの証拠が銀行や弁護士事務所からの証明であれば信じれますし、そこに問い合わせすれば嘘か分かります。

最後に何か質問は?って聞かれると思いますので、リスクはなんですか?と必ず質問してみてください。その後の対応で信頼出来るか判断しましょう。

2、MLMと投資の組み合わせ案件はNG

こちらもよくある内容ですが、MLM(ネットワークビジネス)と投資を組み合わせた案件は短期で破綻する確率が非常に高いです。理由はシンプルなのですが、こちらの理由に気づいていない方が多すぎます。数字で考えると、破綻する確率の高さが分かります。

仮に最低20万円で投資を募る(会員募集)プランだとします。そのうちの半分の10万円前後が営業した方、もしくは親玉やアップと言われる人たちや、会社の運転資金に分配されるビジネスプランになっています。実際に事業に周るお金は50%相当の約10万円です。

本来の事業にお金が投下され、事業が利益を生む前に紹介料が発生し、それが連鎖して支出の増大につながります。一時的に出資者を紹介した人に対して報酬が発生するのはよくありますが、継続的に発生する状態では支出が膨らむだけです。

長くなりましたが、MLMと投資の組み合わせの場合は利益を生む事業自体に投資家のお金が周り辛く、紹介ばかりが広がり、思う様に利益が上がらず破綻というのが目に見えるプランです。先に入り込んだ方は儲かりますが、あまり気持ちの良い儲かり方はではありません。

時代の波に乗り、うまく行くケースも0ではありませんが、高い確率で損しますので気をつけましょう。もし投資するなら短期で先行逃げ切りで少しプラスになったら引くべきです。

3、海外の大手企業が使っている

ちょっと聞くと大丈夫そうという内容ですが、その国でライセンス取っているから安心!秘密だけど〇〇の企業がバックアップしてるんだよね!っていうのは安心感はあるのですが、こちらを信用するのは裏付けを取ってからにしましょう。

実例で言いますと、お客様からの情報である仮想通貨と連動しているの〇〇payというのが香港のコンビニですでに使えて1000店舗以上あるから実需も実績もあるので、今後さらに伸びてくるというものでした。

その情報を聞いた次の週に香港へ行く予定だったため、実際に香港のそのコンビニで店員に確認したところ"知らない"って言われました笑

1店舗だけではなく、空港、繁華街、ローカルエリアなどの店舗で実際に5店舗確認したのですがどの店舗も知らないって言われました。ちなみにその仮想通貨は、最初に投資した金額の500分の1以下になったそうです。

海外の実績のあるチェーン店やFCの名前などは詐欺に使われやすいのかなという印象です。現地の知人がいない場合は検証が難しいかもしれませんが、HPから確認や翻訳アプリを駆使して現地法人のカスタマーサポートに問い合わせる事は出来るはずです。大事なお金ですので、自分で出来る事はしましょう!

4、利率(利益)が相場に合っているか?

投資をするのにも"相場"というものが存在します。最近では投資をする人が増えて来てますが、近年の仮想通貨バブルや株の乱高下で利率が高いのが"平常"という空気が流れてますが、相場から大きく乖離しているものは要注意です。

私もお金が大好きなので、利率が高い方が嬉しいのですが、利率が高い分リスクが伴います。株式投資では年間5%~8%の利益を上げれば良い方とされています。不動産では年間4%前後あれば良い方です。

以前、こちらで紹介したKBZ Bankは現地の通貨で預金するからこその高利率ですが、クーデターが起きた今でも普通預金の利息は継続して年5%が付いております。2年前までは年8%だったのですが、こちらは経済が成長している証拠なのではないでしょうか?

株式投資では年間で10%の利益を上げれば、万々歳です。不動産でも年4%前後が良い利率です。日本ではFXや仮想通貨などのギャンブル要素が強い案件が多いのが気になります。相場感は金融の仕事をされている方や投資家の方など経験値がないと身につかず、判断は難しいかもしれません。

まとめ

私が今までに聞いた中で実際に被害にあったお客様の相談例を交え、ご紹介させて頂きました。投資、事業参加して欲しいなどと声がかかりますが、一般的に流れてくる情報はあまり信用できません。

今回ご紹介した点も注意しつつ投資案件がの話が来たら、自分が許容出来るリスクと天秤にかけ判断してみてください。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?