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詐欺かどうか見極める基準vol.3

詐欺かどうか見極める基準の3つ目の記事ですが、今回は見極める基準というよりかは、ご自身の金融リテラシーなど投資に対する構え方をシンプルにお伝え出来ればと思います。

色々ご相談を受ける中で、投資する人にもそれぞれタイプがあります。そしてこの中でもこういう人は詐欺の被害に遭いやすいなど、損しやすいななどあります。この記事では、そういった方々の傾向をお伝えしていきます。

私の今までの経験上のお話ですので、"確定"ではありません。今後の1つの参考にしてください。

1、1つの投資がたまたま上手くいってるタイプの方

ビギナーズラックにありがちなタイプです。最初の投資が上手くいき、それ以降の投資が上手くいかない方です。ここ近年では仮想通貨バブルがあります。そこで成功された方が、投資=儲かると思い、散財していきます。いや、散財していってます。

儲かったお金(投資で出た利益)だからと少し危機感が薄く、次々と投資していく散っていってます。経験もお金も残りません。なんで最初の投資がうまくいったか、失敗した点は何がダメだったかを見直しましょう。投資の損を取り返そうと躍起になっている方もこのタイプに近いです。

2、人を信じ過ぎて投資をする方

人を見て投資するのは当然です。ですが、人を信じ過ぎて損をしてしまっている方がいます。営業される方と投資家の関係が良好なのはとても良い事ですが、その方がご紹介している案件はことごとく飛んでいる(詐欺)のにその営業されている方の言う事、紹介する案件しか信じません。

FXファンド、金鉱山投資、MLM系の投資など立て続けに詐欺被害にあっているのにその営業の方にご恩があるのか離れない方がいます。その方が言うことはあくまで参考程度の意見、見解として自分で判断しましょう。10%でも20%でも良いので、他の方の意見も取り入れましょう。

3、質問が出来ない方、しない方

私もこのタイプで基本的にセミナーなどで質問しないタイプの人間でして、セミナーなどは勉強しに時間を使って行っているのに勿体ないなと気持ちがあります。

内容が期待外れだったり、興味が失せた場合は質問しない事は考えられますが、基本的には質問は1つしようという心がけでいます。時には期待外れのセミナーでは退席する勇気も必要です。

特に投資系のセミナーやお話であれば、投資先として今後○万円損する可能性があるので、疑問に思った事は必ず質問しましょう。質問をする事で講師や相手方の本性が垣間見える時があります。質問をする事で判断材料が増えたり、新情報が出て来たりします。

4、資料をやたら要求する方

全員ではありませんが、資料、資料と要求してくる方は資料を受け取ってざっと確認して終わられる方が多いです。資料を受け取る事で安心してしまい、外形的な部分で納得してしまい、詳細な部分などはスルーしており一切質問などもなく、そこで終わります。

一例ですが、ある海外の不動産投資で完成までは1年以上毎月報告書を出しており、その最後のページには随時情報が分かる様にSNSのURLを記載しておりました。不動産が完成し、運営に入ったタイミングで毎月の報告書がなくなり、不安に感じられたお客様から何か状況が分かるものはないか?と問い合わせがありました。

私は報告書に毎回SNSのURLが記載してあるので、当然SNSのアカウントの存在を知っていると思ったのですが、知りませんでしたって回答が来ました。この方も報告書が来たことに安心してまともに報告書を見てなかったんだなというのが分かりました。

まとめ

すべて私の経験上の話です。自分で投資について調査出来て、自分の人脈を使って色々調べたりするのがベストではありますが、そうもいきません。この中のどれかに自分が当てはまっているなと思ったら、それを意識するだけでも違います。

特に3番の質問や討論などは日本人は苦手な方が多いですが、慣れてしまえば問題ありません。セミナーなどでは緊張すると思いますので、1対1のシチュエーションから練習していきましょう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。


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