渦の中で

あらゆることがある。

あらゆることが起きていて、
途方に暮れる時間もない。

変えられないことや現実、
叶えたいこと、願っていること、
不安、恐怖、年齢、責任、環境、性格、体力、気力。
笑顔が減っていく、
鏡は見ていないけど、減っているんだろうな。
余裕がない。
笑えないことも多い。

立ち止まることも、振り返ることもできない。

翻弄されないように、

翻弄されているとしたらそれを振り払うように、
楽しみを見つけ、自分を保つ。

ひとはそれぞれ葛藤や苦悩があるが、
もはや誰に話せばいいのかすら分からないほど、皆、不安を抱えて生きている。

同じ人間はいない。
自分の鏡のような人間はいない。

他者への憎しみや嫉妬や執着、
自分はそういった類いの感情が希薄で、
ある意味で冷たい人間なのではないかと子供の頃から思ってきたが、
今はその性格を肯定している。
もし自分がそれらを強く思う人間だったら、
弱い人間なので、感情に押しつぶされとうに死んでいたと思う。

ひとを変えることは難しい、
自分を変えることの方がまだ可能性がある。
自分が変わることではじめてひとに変化をもたらすことができる。

ひとの道を説けるような人間ではない。

人生は死ぬまでだ。
死ぬまでは “よく生きる”、それは間違いない。
沢山の矛盾を抱えて進む。
最善を尽くしたい。

なんにせよ、全てのことに言えるのは、

「屈したくない」

という気持ち。

ギブアップするにはまだ早いぜ、
今を生きる全ての友達よ。

顔を上げ、一緒に人生を謳歌していきたい。


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