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この業界にお返しできることは、あるのか。

いちばんいやらしいWebマーケティングの教科書 2022 の23日目に寄稿しています。

壮大なテーマから始まりました今回のブログ、壮大に終わりたいと思います。この業界はウェブマーケティングを指しています。

壮大さで言えば、ご存知の通り、天元突破グレンラガンの壮大さはロボットアニメ界でも群を抜いてますね。
カミナからシモンへと移っていくあのストーリーがたまらんのです。

いちいや

いちばんいやらしいWebマーケティングの略です。
いやなマーケなんて色々あります。
ぼく自身、好んではいなかったものの、心苦しいマーケというか、この業界にあまりプラスにならないだろうなあと思うこともやりました。
その経験があるからこそ、今があります。

そんなぼくが言うのもあれですが、
まあそういう考え方や意見もあるよね。
って素直に多様性を受け止められることが大事だと思うんです。
一言で言うと、それは絶対に間違っている。と、相手の考えやいろんな可能性を考えずに切り捨ててしまうことです。

ただ、その相手の考えや意見を受け取れるかどうかは、自分の好みがあるはずで、その好みを作ってきたのは自分の人生で。
いちいやの根底には、自分がその広告に遭遇したときに嫌だなあという感情があるはずで。
この感情が麻痺してると、自分にとって、もしくは大多数のユーザーにとって嫌な広告になるはずです。
だからこそ広告担当者は色んな経験して、良いこと悪いこと、一旦相手の意見を聞いて受け止めることが、大事だと思っています。

自分が業界にお返しできること

いちいやとは無縁じゃないからこそ、自分の経験を話して疑似体験をしてもらうか、そんなこともあるんだと思えるようなきっかけを作れるようにするかのどちらかでお返しできるかなあと思います。
誰だって好んでいちいやをしているわけではないと信じたいですし、自分がする側もされる側も立場がわからないと相手への配慮が至らない可能性もあります。ただ、間違っていることは間違っているので配慮とか言っている状況ではないことも多々ありますが。

なので、自分が持っている経験や知識はちゃんと発信したり、聞かれたことはできる限りお答えしていきたいと思いますので、ウェブ業界から「いちばんいやらしいWebマーケティング」がなくなればよいかなあと思います。
Webマーケティングというと手法論に着地しそうですが、そうではなくて、ビジネスに係る人たちみんなが嫌にならないことが大事だと思っています。

記事書いていて、業界にできることって意外とないかもしれないと思ったのは内緒です。
自分がまっすぐすることと目の前の困っている人を助けることくらいです、たぶん。

恩や気持ちは巡り巡って、受け継がれる

たくさんの人にごちそうになったり、恩をいただいたりします。中には、今日は財布出さなくていいから。とおっしゃってくれる方もいます。
何かをお返ししようにも、決まって言われるのは
「次の世代に繋いでくれればいいよ」
の一言だけ。

こうした何かを頂く場合でもそうだし、仕事でもそうだと思います。
誰かから良い行為を受けたら良い行為を繋げるし、嫌だなあと思うことがあればそれを次に繋いでしまう可能性もあります。
幸い周りの方に恵まれたので、次の世代には良い行為でお返ししようと思っています。まさに、行為は自分が経験したことに基づきます。

反対に、嫌だなあと思うことがそれはもうほんとに究極的に嫌だなあと思っても、でもそこに良心が残っていれば、その嫌な行為は繋がないようになるかもしれません。
これぞ、自分の軸を最後まで保てるかだと思います。そうなれば、人は、強い。

かつて有名な方が言っていたように、受け継がれる意志、時代のうねり、髪のうねり。人々が自由の答えを求める限り、それらは決して留まることはない。

そう。恩も気持ちも、意志も時代も髪も、まるで、ポン・デ・リングのように巡り巡っていくのです。

ずっと読もう読もうと思って積読になっている本です。
読みたい。(と言ってまたしばらく読まないのだろうなあ)


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