複雑な式1 恒等式

多項式を扱う場合,都合の良い式に変形(恒等式)を用いると計算が簡単になる場合がある.
例えば,身近なところでは因数分解や展開の公式などは恒等式だし,解と係数の関係も式変形をして係数を比較しているに過ぎない.

ちょいと質問を受けたので簡単な例を示す.例では3つの関数が一次独立かどうかを判定する.これがn個であっても同様である.

これを見ても分かるように,n次式をn+1個の関数として,
f1(x)=(任意のn次式),f2(x)=(任意の(n-1)次式),・・・,
fn(x)=(任意の一次式),fn+1(x)=1
としてもよいのは自明ですね.

では,この問題はf(x)をどう表すといいですかね?色々と試行錯誤しながら考えてみてください

番外編

色んな式の見方が出来ると便利ですね


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