ワクチンの知識をつける#1

ワクチンが始まるのは2ヶ月くらいからなので、今必死に娘のためにワクチンの知識をつけています。

取り急ぎ、まずは本を読むところからがてっとり早い、と思い、

内海先生のワクチン不要論を購入(妻が欲しがったので。)しました。


ちなみに、現時点で僕の知識では「判断できない」です。

多くの物事でもそうだと思うんですが、良し悪しを判断するためには判断するための知識が必要です。わかりやすいもので言えば、選挙とかだと思うんですが、知識がなく、誰がどんなことをやるのか?もわからなければ、候補者全員が人相の違うだけの候補者に見えます。

知識がなければ、たとえ選挙に行ったとしても、たまたま目に止まった良さげな人とか、名前が気に入ったからとか、偶然演説を聞いて良いことを言ってそうだったから、という理由で投票することになり、結果、最良の選択ができているわけではないでしょう。(そもそも投票したい人がいないかもしれませんが:苦笑)


そんなわけで、僕は必死に今、知識をつけようとしているんですが、妻はというと、内海さんのファン?というほどでもないですが、自然派系の発想なので、「よくわからないものは基本取らない」というスタンスが少し強めです。(もちろん、状況によります)

そう考えると、夫は保留中、妻は拒否、というスタンスが我が家のポジションでしょうか。

「戦うならいつでも言ってね:笑」

そんなことを笑顔で言われながら、妻は仮に僕が意見が違ったとしても話をする気満々なようなので、嬉しい限りです:笑

戦うというよりは、話し合いをする、でしょうけども。


僕はワクチンの知識をえて、自分にとって後悔のないような決断をしたいな、と考えています。

正確には、得られた結果が良いものでなければ、どんな選択をしても後悔はするでしょうが、それでも知らずに決断するよりは良いと思っています。


さて、今、内海さんのワクチン不要論を読んでいますが、

自分の知識の無さを改めて、実感します。

この人の意見が正しいかどうかは、一旦置いておいて、まずは有識者の知見を得ることは重要です。

僕は偏った意見を持つのがあまり好きではないので、ワクチン不要論を掲げている人たちの話を一旦取り込めるだけ取り込んだ上で、そのあとワクチン有効論を掲げている人たちの話を取り込み、最終的な結論を出すつもりです。


ただ現時点での印象では、内海さんは過激な印象はあるものの、的を得ている感じがします。

これは僕が今、この時点でこの人の話を読むからそう感じるのかもしれませんが、資本主義、というものはどこまで言っても、搾取構造が見事なまでに作られています。

労働者はどこまで言っても、労働商品として扱いを受けます。

仮にホワイト企業だったとしても、そこにも限界はあります。(もちろん、ブラック企業よりは良いでしょうが。)

労働商品として扱われるサラリーマンやアルバイトなどは、時間給(あるいは月給)でしか価値を認められないし、その人らしさ、その人しかできないことは、給料の額面ではせいぜい反映されて「役職」くらいです。


クリエイティブなことをやる仕事(例えば、映像制作、デザイン、アニメ、イラスト)であれば(僕はほとんどの仕事がクリエイティブだとは思っていますが、あえて一般的に)、その人しか作れない作家性みたいなものの評価軸は、この資本主義においては適応されづらいものです。


・時間的な効率、同じものを再現よく生み出すことを工場性

・その人らしさ、その人の思いやり、絵柄、感性などを作家性


とするなら、資本主義は基本、工場性のみを採用しています。

だからこそ、誰がやっても良いように、システムを作り出すし、お前だからこれだけお金を払うんだ、というような仕事はほぼほぼありません。(仕事をしていくと発生はしますが、それでも資本主義としてみた時には、ほぼないはずです)

もしあったとしたら、それは作家性が認められた、漫画家やイラストレーターや映画監督のような方々でしょう。


多くの場合は、機能面で満たす人材を募集し、その人材に対していくら支払うか?という発想です。

でも仕事をする上では、機能面(工場性のスキル)だけではなく、周囲を思いやる力や気遣い、人としての関わり方みたいなものが大きく関係してくるものです。特にクリエイティブでは、それが工場性にも直結します。


例えば、アニメーターで言えば、調子の良い時は、すごい良い動きを描けるかもしれないし、物書きの作家であれば、思いつきもしないプロットが書けるかもしれません。

人間は機械とは違うからこそ、「工場性」と「作家性」を反映しないといけないはずなのに、資本主義では、基本「作家性」をあまり認めず(数値化するのが難しいからだとは思いますが。)今の世の中ができているので、矛盾が生じてしまうのも仕方がないのかな、と僕は考えています。


と、話が随分それてしまいましたが、資本主義の矛盾や搾取構造については、甚だ疑問を感じています。

それに対して、製薬会社が搾取しようと思えば、できる構造なのもわかってはいるので、今回のワクチンに関して言えば、良心的なところがサービスを提供しているかどうか、が最も重要なこと、だと僕は思っています。


とりあえず、ワクチン不要論を途中まで音読して(今の産後2ヶ月の時期は、妻は極力目を使ってはいけないので、音読してます:笑)、情報が色々得られたのが幸いです。

著者が正しいかどうかは、引用元をきちんと丁寧に調べれば良いのですし、(どこまでソースを追えるかが、気になります。)著者のことも知れば、バックグラウンドもわかるので、前提とする部分も把握できるでしょう。

一番微妙なのは、読んで盲目的に「そうだったのか!」とならないこと。これでは、何も情報を得ていないのとさほど変わらないと思うのです。


さて、時間も決して多くはないので、周囲の意見も聞きつつ、知識を取り入れていきたいものです。


<ワクチン不要論を読んで知った、気になる情報(途中)>

・前橋医師会の調査(インフルエンザワクチンの有効性について)

・CDC:米国疾病予防センター

・子宮頸がんワクチン「ガーダシル」

・その開発者:ダイアン・ハーバー博士

・ガーダシル製造元:メルク社

・FDA:連邦食品医薬品局

・国立感染症研究所(日本の感染症研究のトップ)

・ニューイングランド医療ジャーナル

・「防げる」から「防げはしないが、重症化を予防できる」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?