他人の成功

謙虚でいたい。
そう思う。

妬む、という感情を抱きたくない。
そう思う。

でも、「妬まれたくない」という理由での謙虚な人間になりたくない。

自分の成し遂げた事は、誇張せずに、堂々と皆に知らせればいい。
いや、誇張したっていいんじゃないか、とも思う。

自分の事を知っている友人なら、その誇張だって理解してくれるだろうし、
その誇張が、後進を刺激する可能性だって、十分にある。
というか、刺激する。
その誇張に、その背伸びに自分を届かそうとする力だって生まれる。

他人の成功を、どう捉えるか。
「器」というのは、ずいぶんと抽象的な表現だけれど、まさにそれを測る一つの視点だと思う。


とは思いつつ、「自分の成し遂げられなかった事を成した人は、自分以上の気持ちと力を注いだ人であってほしい」というのが本音の、まだまだちっさい器の自分であります。

ー2008年、12年前の自分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?