友達

ぼくには、友達はいる方だと思ってた。

けどなんだか知らないけど一生懸命になってるような気がして、前に進んでるような気がして、友達について考える隙間も持たずに毎日毎日ぐるぐる回ってきたけれど、気づいたら「あれ、ぼくの友達って誰だっけ?」ってなって愕然とした。

確かにいたはずなのに、むしろ友達がいるからぼくは幸せだとか、友達こそが大切な存在なんだ、くらいに思っていたはずなのに。

大人になってからは友達なんてできない、とも思ってた。

そんな中、仕事やなんかが絡んでも一緒に遊んだりできるようになった大人の人たちを、「友達やなぁ」なんて考えるようにもなっていた。

でも、なんか今は、みんな遠くにいるような気がして、友達って感覚じゃあなくなってる。

もちろん互いがあることだから、ぼくが友達だと思ってようが相手は思ってないとか、ぼくはなんとも思ってなくても相手が友達だと思ってる、なんてこともあるんだろうけれど、本当の友達ってのはそんなこともないんじゃないかなぁ、というような気がして。

なんとなく、どちらからともなく、ふと思いついた時に連絡してみて、深く考えずに会える距離感というか、それは物質的な距離感でなくても。

そうだ、友達とは利害関係なんてないと思う。

「人は結局自分にとって利益のあることしかしない」なんて話も聞くし、ぼくだってそう思ったりもするけれど、友達って関係に限ってはそんなことないんじゃないかなぁ。

今、「人は結局〜」みたいな話を人から聞いて少し哀しい気持ちになったりするのは、そういう気持ちってのは、ぼくに友達が欠けているってことなのかも知れないなぁ。

っていうか、友達ってのはそういう気持ちのことなのかも知れないなぁ。

「そんな哀しいこと言うなよ」って。

自分にとっての利益なんてどうでもよく大事だと思えるものとか、人とか、そういうところで生きていたい。

そんな優しいのが好きだ。

そういえば「優勝の優ってのは優しいって書くんだ」って誰かが言ってたなぁ。

何回もリセットボタン押してる気がするけど、ぼくももう一度「優しい」ことからはじめてみようかなぁ。

「優しい」ことからはじめてみたら、そん中からつづけたいことだって出てくるかも知んないし。

それより何より、久しぶりに友達に会いたいなぁ。

友達に会って、意味のない話をだらだらとつづけたいなぁ。

暖かくなってきたので、心地よくそんなことができそうな、春。

優しい春に、したいなぁ。

#yusukeumeoka20190405 #日記 #エッセイ #友達 #優しい #リセット #春

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シャイ・マイ・ペイス

ある人につけてもらったあだ名です。とても気に入っています。

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