本当の主人公は・・・

ボイス 110緊急指令室  の放送開始から5回が過ぎた。初回放送から2~3回目から感じ始めていた違和感がますます明確になるばかり。

主演は唐沢寿明さんですが、真木よう子さんは扱いは恐らく助演。これがダブル主演だったら違和感を感じることがなかったかもしれないが、さすがに役者としてのキャリアの差なのか、堂々のダブル主演とは書けない事情もあるのでしょうかね。

真木よう子さん演じる橘ひかりには、常人には聞こえない小さな「物音」や「声」が聞こえ、その特殊能力を活かし、犯罪被害者の通報を受け早急に対処にあたる独自の捜査チーム”ECU(Emergency Call Unit)”を設立。そこに目的や思いを同じくする唐沢寿明さん演じる樋口彰吾が加わるわけだが・・・。

特殊能力を有する真木よう子さんの指示の元、現場で被害者保護と犯人逮捕に全力を尽くす唐沢寿明さんというふたりの関係。ドラマのタイトルが「ボイス」である以上は、真木よう子さんの能力なくしてこのドラマは成り立たないわけだが、それでも主演は唐沢寿明さん。

個人的にも大好きな唐沢さんなので見始めたドラマというのは事実。やはり誰が主演か?という情報によってドラマを見る、見ないを選別することは一般的によくあるでしょう。恐らく主演真木よう子さんだと、キャリアや実績から視聴するファン層が限定されることを考えると、主演は唐沢さんとしておいた方が確実に視聴率は取れるでしょう。

ま、きっかけはどうであれドラマとして楽しければ良いんですけどね。ちょっと感じた違和感の話でした。本作品は作品内容とは違ったところでも少し面白い取り組みをされているようです。それはまた次回改めて。

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